海外進出強化で一線を画すくら寿司

好調と思われた回転寿司業界もついに縮小? スシローとくら寿司“勝ち組”2社の生き残り合戦が白熱か
日本では回転寿司が人気だが、海外では本格的な寿司屋の雰囲気が味わえるカウンター席が人気(画像=『オトナライフ』より引用)

 一方、くら寿司は、同年度10月期連結決算が減収、初の最終赤字を記録した。海外に多くの店舗を持つくら寿司だが、ロックダウンや日本人観光客が減ったことが売上の減少に影響しているようだ。アメリカではロサンゼルスを中心に10店舗以上を運営。台湾では2020年9月に台湾株式市場に上場し、3年以内50店舗を出店すると発表しているが、コロナ禍でグローバル戦略が吉と出るか凶とでるか…。くら寿司の新たな動向に注目が集まる。また、くら寿司といえば、さまざまな人気作品とのコラボレーションを楽しみにしている人も多いだろう。2020年度も鬼滅の刃とのコラボレーションが話題を呼び、集客に大きく貢献した。   「ビジネスジャーナル」の取材によれば、帝国データバンクデータソリューション企画部情報統括課副主任の飯島大介氏は、大手チェーンの動向について、「緊急事態宣言で売上高の前年同期比が7割減となる企業もあった」と語っている。時短営業や休業によるダメージは回転寿司業界でもかなり大きいようだ。

 そんな外食不況でも前年度の業績を超えたスシローとくら寿司。日本人の寿司好きはまだ健在のようだが、大手チェーンの生き残りをかけた戦いが今後さらにヒートアップする予感。飽和状態の回転寿司業界で、一人勝ちを手にするのは果たして…。

参照元:回転寿司業界、初の市場縮小か…上場4社でスシロー&くら寿司が“勝ち組”の理由【Business Journal】

※サムネイル画像(Image:公式サイトより引用)

(文=オトナライフ編集部)

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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