世界最大の半導体ファウンドリー(受託生産)メーカーである台湾TSMCが日本国内に工場建設することを検討中であると正式に発表した。 TSMCの日本の工場の建設については以前から報じられていたが、TSMC側が正式に認めたのは今回が初めてだ。

16日、日本経済新聞とウォールストリートジャーナル(WSJ)など主要外信によると、前日のオンラインで開かれた第2四半期業績発表のカンファレンスコールで魏哲家TSMC最高経営責任者(CEO)は、日本国内の工場建設を示唆した。

魏哲家CEOは「日本初の工場建設について、現在検討段階にある」とし「すべての可能性を念頭に置いて進行中」と明らかにした。続けて「今後の顧客の需要に基づいて最終的な判断するだろう」と付け加えた。

それとともに車両の半導体の世界的な供給難を解消するために、前年比で約60%ほどの生産を拡大していると明らかにし、「数ヶ月内車半導体不足が多少改善されると思われるが、来年も影響を与える可能性がある」と予想した。

提供元・コリア・エレクトロニクス

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