漫画大国・日本が誇る四大少年漫画雑誌といえばジャンプ、マガジン、サンデー、チャンピオン。多くの人にとっては「ジャンプ最強」だったかもしれないが、年代によっては、古くからライバル関係にあるマガジンを欠かさず読んでいたという人も多い。今回は、このマガジンにスポットを当て、歴代少年マガジン作品の中で最もかっこいいと思う主人公が誰なのかgooランキングがアンケートを行った。

アニメ化された漫画の主人公が上位を独占

「少年マガジン」かっこいい歴代主人公ランキング、3位「金田一一」2位「ナツ・ドラグニル」1位は?
(画像=正義のため、人のために奔走する姿が魅了される、『オトナライフ』より引用)

gooランキングが調査したのは1959年創刊の「週刊少年マガジン」を筆頭に月刊・別冊も含めた歴代少年マガジン作品の中で最もかっこいいと思う主人公が誰なのかというもの。

週刊少年マガジンは、1970年代には劇画路線を、80~90年代にはヤンキー漫画や格闘漫画が多く掲載され「不良の読む雑誌」と揶揄された時期もあった。最近は、熱い展開が魅力のスポーツ漫画から思わず胸がキュンとするラブコメ漫画、壮大な世界観にワクワクが止まらないファンタジー漫画まで、王道の少年漫画が中心に掲載されている。そのため主人公は、熱血型やクール型など、実にさまざまなタイプが登場している。

アンケート調査で第5位にランクインしたのは、1968年から1973年にかけて連載されたボクシング漫画「あしたのジョー」の矢吹丈。以前、同作の大ファンだと公言している芸人のケンドーコバヤシが「女はあしたのジョーを見てはいけない。矢吹丈を知ってしまうと、世の中の男が全てダサく見える」というようなことを話していたのを思い出す。男が惚れる男という表現がふさわしい主人公だ。