話題の商品、なのに公式サイトで大々的なPRがないワケとは?

見掛け倒しはもうこれで最後ですよね? 炎上した「sonnaバナナミルク」をセブンがひっそり再発売
(画像=Image:Terence Toh Chin Eng / Shutterstock.com、「毎週多くの新商品が出ているのでPRしなかった」とのことだが…、『オトナライフ』より引用)

リニューアル後のsonnaバナナミルクは果汁と牛乳などが成分で、内容量は210グラム。砂糖を使用せず、バナナ3本分の植物繊維が入っているとうたっている。価格は、185円(税別)だ。以前は、バナナ果汁45%で190グラムの内容量だったが、果汁が1%減った代わりに、量は20グラム増えている。以前の価格は、180円(税別)だった。

バナナ果汁が44%含まれているというこの商品。飲むと口いっぱいにバナナの濃厚な風味が広がる。それでいて、本来バナナジュースと聞いてイメージするあの濃厚でドロッとした重たい口当たりはなく、のどごしが良く飲みやすい。

そんなこの夏話題となりえる商品の再登場については、コラボレーションしたsonna bananaが公式サイトやツイッターで、「2021年6月15日から全国のセブン-イレブンで順次発売されており、美味しくなって戻ってきた!」…とPRしているが、なんと肝心のセブン-イレブンの公式サイトでは前回発売時のような大々的なPRはされていないのだ。

この商品について、ツイッターなどでは、「見かけなくなったと思っていたら新しくなってた」「復活してくれて嬉しい」と歓迎する声も多いが、「クレームを受けて変更したの?」といった憶測も根強く残っている。また、白くなった容器については「全体を透明にはしなかったんだね」「やっぱり中身は見えないんだ」となど揶揄するツッコミも見られた。

容器の変更について、セブン&アイ・ホールディングスの広報センターは7月12日、J-CASTニュースの取材に次のように答えている。「最初に発売したときの容器は、中身を多く見せるためのデザインではありませんでしたが、一部誤解がある形になっているというご指摘がありました。そこで、こうした誤解を与えないように、いったん販売を中止しました。商品をリニューアルして変更し、6月中旬から再販売しています」

リニューアルを積極的にPRしなかったことについては、「毎週多くの新商品が出ており、全体的なラインナップの状況を踏まえて検討した結果、今回はPRしませんでした」と広報センター。7月15日現在、公式サイトには商品の掲載すらない状況だ。

セブン-イレブンといえば、このsonnaバナナミルク以外にも、「練乳いちごミルク」や“ハリボテ”と酷評されたサンドイッチ「厚焼き卵ミックス」など“見掛け倒し”と揶揄される商品でしばしば炎上している。もう二度と、見かけ倒しネタでその名を轟かせることのないよう、今後の動向を見守っていきたい。

参照元:「見掛け倒し」容器批判にセブンが対応 物議のバナナミルク、リニューアル販売の舞台裏【J-CASTニュース】

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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