開幕直前。チームUSAのユニフォームに仕掛けられたテクノロジーを紹介。

■自己調整型の温度冷却装置を搭載
ラルフ ローレンはチームUSAの東京2020オリンピック・パラリンピック開会式パレード用ユニフォームを発表し、また、最先端のウェアラブルテクノロジー「RL クーリング」を初公開した。
このテクノロジーは自己調整型の温度冷却装置で、同大会のパレードにおいてチームUSAの旗手が着用する。ラルフ ローレンは、この革新的なシステムをチームUSA専用に開発した。

■個人用温度管理システムという新しい分野
ウェアにシームレスに統合された「RL クーリング」は、温度状況をモニターして最適化する高度なデバイスによって、着用者の肌から熱を放出する。これは、世界最先端のコンピュータシステムの冷却にも使用されている技術だ。
その効果は抜群で、着用者は即座に冷感を肌で感じ、非常に厳しい暑さの中でも効果は長く続く。
「ラルフ ローレン」は、持続可能性という課題に対して革新的なソリューションを提供することを使命としており、「RL クーリング」の開発もその一環として行われた。
「RL クーリング」のコンセプトは、個人用温度管理システムという新しい分野をリードすることにある。
「ラルフ ローレン」は、2018年平昌冬季オリンピックで「ラルフ ローレン ヒーテッド ジャケット」をデビューさせたことで、この分野への進出を果たした。
米国エネルギー省の機関であるエネルギー高等研究計画局が行った研究によると、個人用温度管理システムは、広く普及すれば、個人の快適性のために空調のような大量のエネルギーを必要とする冷却システムに依存する度合いを減らせる可能性を秘めた、ポータブルで局所的なソリューションだ。

■サステナブル素材を取り入れたユニフォーム
チームUSAの東京2020開会式パレード用ユニフォームは、クラシックなオールアメリカンルックを基調に、各パーツにサステナブル素材を取り入れている。

ユニフォームを構成するのは、米国産ウールを使用したネイビーのブレザーをはじめ、少ない水と化学薬品とエネルギーで綿を染めることができる先進的な前処理ソリューションを使用したストライプTシャツ、検証済みの米国産コットンを使用したプリントスカーフやシューズやマスク、リサイクルポリエステルを使用したストライプベルト、再生可能な資源から作った革新的な革代替素材を使用したバックパッチ付きのスリムデニムパンツなど。

「ラルフ ローレン」は、2008年からチームUSAのオフィシャルアウトフィッターを務めている。
アメリカのアスリートは連邦政府からの資金援助を受けていない。「Polo Ralph Lauren チームUSA コレクション」の売上から得られるロイヤリティーを、アメリカのオリンピック・パラリンピックチームに寄付することを通じて、ラルフ ローレンは今年の東京大会やその後の大会でのチームUSAの成功をサポートできることを誇りに思っているとのことだ。

一目でラルフ ローレンと分かるユニフォームに身を包んだ チームUSAの勇姿を、テレビの画面でしっかり確認したい。
文・冨田格/提供元・IGNITE
【関連記事】
・【浅草ビューホテル】贅沢に“密”な時間を「選べる部屋食ホテルディナー」
・日本酒ブランド「SAKE HUNDRED」が、『百光 別誂』の予約受付開始
・下北沢線路街に温泉旅館「由縁別邸 代田」オープン
・サンシャイン水族館で夜限定の「もっと 性いっぱい展」開催
・30分で完売した「タイメックス」の大人気シリーズに新たな3種類が登場!