Contents
触って被ってみれば実感できるクオリティ
フォルムは非常にスッキリしていて好印象
充実装備で完成度の高さを実感!
ワンタッチバックルを採用
内装の質感が高い
ベンチレーションは2箇所
シールドは左右どちらの手でも開閉可能
大型チンカーテンで風の巻き込み防止
スモークインナーシールドは出し入れ動作も軽い!
インカムスピーカー用ホールも用意される
シールド脱着は工具を使わずシンプルに
国産他メーカーのヘルメットと同様のサイズ感
フリップアップで抜群の開放感
YJ-21のインプレッション
一般道ではシステムヘルメットのメリットが光る
細部の質感の高さが特に印象的だった
Y’S GEAR YJ-21 ZENITH Graphic

触って被ってみれば実感できるクオリティ

フルフェイスとジェットとの良いとこ取りができるシステムヘルメットはツーリングライダーを中心に人気を集めている。

15年くらい前にシステムヘルメットが登場したころの製品は明らかに帽体も大きかったし、重かった。しかし、近年ではかなり随分フォルムもシェイプされてきているし、国内や海外メーカーの製品も出揃ってきており、今までジェットやフルフェイスしか使っていなかった層の食指が動いているようだ。

ここで紹介するシステムヘルメット、ゼニスのYJ-21はグラフィックモデルで、パールホワイトにゴールドとブラックのラインが入るデザイン。

完成度の高さは細部に宿る。欲しい装備全部載せシステムヘルメットYJ-21 ZENITH(ゼニス) Graphic
(画像=『Moto Megane』より引用)

あまり派手派手しくないので、乗るバイクを選ぶことは無さそうだ。塗装のツヤ感も素晴らしいので実際にみると高級感がある。

完成度の高さは細部に宿る。欲しい装備全部載せシステムヘルメットYJ-21 ZENITH(ゼニス) Graphic
(画像=『Moto Megane』より引用)

ネットでヘルメットの製品写真を見るとプロがスタジオで撮ったものなので、実物よりも良く見えてしまうケースが結構あるのだが、YJ-21は実物を見ても質感が高いのがわかる。

フォルムは非常にスッキリしていて好印象

フリップアップしていない状態だと、フルフェイスにしか見えないスマートなフォルムである。

完成度の高さは細部に宿る。欲しい装備全部載せシステムヘルメットYJ-21 ZENITH(ゼニス) Graphic
(画像=『Moto Megane』より引用)
完成度の高さは細部に宿る。欲しい装備全部載せシステムヘルメットYJ-21 ZENITH(ゼニス) Graphic
(画像=『Moto Megane』より引用)
完成度の高さは細部に宿る。欲しい装備全部載せシステムヘルメットYJ-21 ZENITH(ゼニス) Graphic
(画像=『Moto Megane』より引用)
完成度の高さは細部に宿る。欲しい装備全部載せシステムヘルメットYJ-21 ZENITH(ゼニス) Graphic
(画像=『Moto Megane』より引用)
完成度の高さは細部に宿る。欲しい装備全部載せシステムヘルメットYJ-21 ZENITH(ゼニス) Graphic
(画像=『Moto Megane』より引用)
完成度の高さは細部に宿る。欲しい装備全部載せシステムヘルメットYJ-21 ZENITH(ゼニス) Graphic
(画像=『Moto Megane』より引用)
完成度の高さは細部に宿る。欲しい装備全部載せシステムヘルメットYJ-21 ZENITH(ゼニス) Graphic
(画像=『Moto Megane』より引用)

シンプルに見えて後頭部には複雑な面構成のデザインが加えられており実に洗練された印象だ。モビルスーツ感やサイバーパンク感が無いので、シンプルかつ上質なデザインがお好みの中年世代にもオススメである。

充実装備で完成度の高さを実感!

ワンタッチバックルを採用

完成度の高さは細部に宿る。欲しい装備全部載せシステムヘルメットYJ-21 ZENITH(ゼニス) Graphic
(画像=『Moto Megane』より引用)

ステンレス製なので剛性感が感じられて頼もしい!着脱の手間は最小限だ。

内装の質感が高い

完成度の高さは細部に宿る。欲しい装備全部載せシステムヘルメットYJ-21 ZENITH(ゼニス) Graphic
(画像=『Moto Megane』より引用)

肩に接触する部分に一部起毛生地が使われるなど、部分に分けて多様な素材が使われている。チークパッドの弾力もしっかりしていて、個人的には好み。さらに眼鏡スリットが設けられていて、眼鏡の着脱もスムーズ。

ベンチレーションは2箇所

完成度の高さは細部に宿る。欲しい装備全部載せシステムヘルメットYJ-21 ZENITH(ゼニス) Graphic
(画像=『Moto Megane』より引用)
完成度の高さは細部に宿る。欲しい装備全部載せシステムヘルメットYJ-21 ZENITH(ゼニス) Graphic
(画像=『Moto Megane』より引用)

2箇所のベンチレーションだが、走行時はしっかり効果を体感できた。

シールドは左右どちらの手でも開閉可能

完成度の高さは細部に宿る。欲しい装備全部載せシステムヘルメットYJ-21 ZENITH(ゼニス) Graphic
(画像=『Moto Megane』より引用)

グローブをした手でもしっかりつまめる大きめの突起がシールド左右に設けられている。

大型チンカーテンで風の巻き込み防止

完成度の高さは細部に宿る。欲しい装備全部載せシステムヘルメットYJ-21 ZENITH(ゼニス) Graphic
(画像=『Moto Megane』より引用)

ヘルメット下からの風の巻き込みはほぼ無く、走行風で目が乾いたりすることもない。

スモークインナーシールドは出し入れ動作も軽い!

完成度の高さは細部に宿る。欲しい装備全部載せシステムヘルメットYJ-21 ZENITH(ゼニス) Graphic
(画像=『Moto Megane』より引用)

眼鏡を常用しているとサングラスをかけるわけにもいかないし、スモークシールドは帰宅が夜間になるとクリアに交換必須。そうなるとやっぱり便利なスモークインナーシールドはアクセルから手を離さず、左手で出し入れできる。

完成度の高さは細部に宿る。欲しい装備全部載せシステムヘルメットYJ-21 ZENITH(ゼニス) Graphic
(画像=『Moto Megane』より引用)

インカムスピーカー用ホールも用意される

完成度の高さは細部に宿る。欲しい装備全部載せシステムヘルメットYJ-21 ZENITH(ゼニス) Graphic
(画像=『Moto Megane』より引用)

チークパットを外すとインカムスピーカーホールが現れる。コードを取り回すための溝まで用意されており、至れり付くせりなのだ。

シールド脱着は工具を使わずシンプルに

完成度の高さは細部に宿る。欲しい装備全部載せシステムヘルメットYJ-21 ZENITH(ゼニス) Graphic
(画像=『Moto Megane』より引用)

オプションでミラー、ダークスモークシールド、ピンロックシートが用意される。

国産他メーカーのヘルメットと同様のサイズ感

私は普段アライのMサイズを使っているが、それと比べて概ね同じくらいのサイズ感だと感じた。少しチークパッドがきつめに感じたが、使い込んで馴染めば丁度良くなるだろう。

完成度の高さは細部に宿る。欲しい装備全部載せシステムヘルメットYJ-21 ZENITH(ゼニス) Graphic
(画像=『Moto Megane』より引用)
完成度の高さは細部に宿る。欲しい装備全部載せシステムヘルメットYJ-21 ZENITH(ゼニス) Graphic
(画像=『Moto Megane』より引用)
完成度の高さは細部に宿る。欲しい装備全部載せシステムヘルメットYJ-21 ZENITH(ゼニス) Graphic
(画像=『Moto Megane』より引用)

また、チークパッドは「きつめ」「標準(これが付属品)」「ゆるめ」の3種類がオプション設定されているので、後でサイズ調整も可能なのである。

フリップアップで抜群の開放感

顎部分の赤いボタンを押せばロックが外れ、チンバーがガバっと持ち上がって、オープンフェイスヘルメットの開放感を味わうことができる。

完成度の高さは細部に宿る。欲しい装備全部載せシステムヘルメットYJ-21 ZENITH(ゼニス) Graphic
(画像=『Moto Megane』より引用)

フルフェイスだと渋滞路や信号待ちでふと息苦しさを感じることがあるが、ワンタッチで顔が開放されるのはやっぱり快適だ。

完成度の高さは細部に宿る。欲しい装備全部載せシステムヘルメットYJ-21 ZENITH(ゼニス) Graphic
(画像=『Moto Megane』より引用)
完成度の高さは細部に宿る。欲しい装備全部載せシステムヘルメットYJ-21 ZENITH(ゼニス) Graphic
(画像=『Moto Megane』より引用)

もちろん、ヘルメットのまま飲み食いをしたり、眼鏡の脱着時などにも好都合なのは言うまでもない。

YJ-21のインプレッション

完成度の高さは細部に宿る。欲しい装備全部載せシステムヘルメットYJ-21 ZENITH(ゼニス) Graphic
(画像=『Moto Megane』より引用)

確かに飛び抜けて軽いというということは無いのだが、システムヘルメットということを鑑みれば、十二分に軽量感がある。

フリップアップしなければ、静粛性や風の巻き込みなど、まったくもってフルフェイスと同等の快適性がある。システムヘルメットは隙間風の侵入や走行風の音が過剰に聞こえることもあるが、そういったネガを感じることは無かった。

後ろを振り返って安全確認をする際に、ウェアの肩パットとヘルメットが干渉することがあったが、それはどのフルフェイスも多かれ少なかれ同じ様な事があるだろう。

一般道ではシステムヘルメットのメリットが光る

真夏の季節、少しでも停車するとフルフェイスのヘルメット内は自分の吐く息と外気温で蒸し風呂状態である。それをフリップアップで瞬間リセットできるのだ。これこそが、システムヘルメットのメリットだろう。

細部の質感の高さが特に印象的だった

シールドがピタッと締まる感触とか、ベンチレーション開け締めの節度感、内装の肌触りに、フリップアップ動作時の剛性感、チャンバーと帽体とのチリが段差なくしっかり合っている点など、そういった極々細かな部分に品質の高さを伺うことができた。バイクに乗る時には、常に頭に被っているし、肌にも直接触れるものだから、実はこういった細かな感覚的な部分がストレスになりやすい。

そう考えると、YJ-21 ZENITH Graphicは、ライダーの意識を邪魔することなく快適なライディングをもたらしてくれるだろう。

Y’S GEAR YJ-21 ZENITH Graphic

価格33,000円(税込)
規格JIS2種・SG
サイズS、M、L、XL
カラーGF02 パールホワイト・GF01 セミフラットブラック

提供元・Moto Megane

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