子供の頃から当たり前に目にしすぎていて、実はその意味をよく理解していないという文化は、日本に存外あるものだ。

東京・深大寺の国宝「白鳳仏・釈迦如来像」をオンラインで訪ね学ぶツアー
(画像=『IGNITE』より引用)

■東京・武蔵野の古刹「深大寺」をオンラインで訪ねる

日本経済新聞社グループの「日経カルチャー」は、動画で学びながら旅を楽しむオンラインツアー「仏教美術入門 国宝・白鳳仏を武蔵野の古刹 深大寺に訪ねる」を配信中。

コロナ禍で様々なものが影響を受け、スタイルの変化を余儀なくされている。それはネガティブな面ばかりではなく、多くの人がより手軽に恩恵を受けられるようになった面も多分にある。

「日経カルチャー」に登場したオンラインツアーも、その一つと言えるだろう。

「仏教美術入門 国宝・白鳳仏を武蔵野の古刹 深大寺に訪ねる」は、テレビ出演でもおなじみ仏教美術史専門の駒澤大学 仏教学部教授 村松哲文先生が“同行・解説”する。

■阿弥陀如来像も”特別拝観”できる

オンラインツアーは、まずは講義形式から始まる。美しい微笑をたたえる「白鳳仏」について仏教美術の観点から解説し、白鳳仏の見かた、楽しみ方について理解を深めていく。

その後、東日本最古の国宝仏である「釈迦如来像」を擁する武蔵野の古刹「深大寺」をオンラインで訪ねる。国宝の白鳳仏はもちろんのこと、本堂にあるめずらしい宝冠を戴いた阿弥陀如来像を、オンラインで”特別拝観”できるのだ。

白鳳時代(飛鳥時代後期)における仏像の一例として、深大寺の白鳳仏を知ることで、古来日本に伝わってきた仏教美術の源流に思いをはせることができる。

仏像の持つ意味、その見かたなど、触れる機会のなかったものに手軽にアクセスできるのはオンラインツアーならではの魅力だ。

初夏の緑豊かな美しい境内の風情もオンラインで楽しみながら、アフターコロナにはリアルで深大寺を訪ねる計画もたててみたいものだ。

日経カルチャーオンラインツアー 「仏教美術入門 国宝 白鳳仏を武蔵野の古刹 深大寺に訪ねる」

視聴期間:7月25日(日)午後23時59分まで 視聴代金:1,000円(税込)

(冨田格)

提供元・IGNITE

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