初めてのおもちゃは、子どもにさまざまな影響を与えるもの。
お子さんに初めてのミニカーを選ぶ際、何を基準にすればいいのか悩んでいる親御さんたちも、世の中には数多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、お子さんに初めてミニカーを与えるのに適切な時期や、注意したいポイントについて詳しく解説します。
Chapter
初めてミニカーを与えるのに適した時期はあるの?
「安全な製品かどうか」は特に気をつけたいポイント!
お子さんの興味がなくなっても処分しない!
初めてミニカーを与えるのに適した時期はあるの?
お子さんに初めてミニカーを与える場合、時期を見定めることも重要なポイントのひとつになってきます。
最近よく耳にするようになった知育という言葉ですが、これはおもちゃにも当てはまります。それはいわゆる知育玩具と呼ばれるものですが、幼少期に触れたおもちゃがその子の人格を豊かにし、価値観などに大きく関わってくるという考え方なのです。
また、お子さんの年齢によって、適切なおもちゃも変わってきます。
ミニカーを与えるべき年齢は、子どもが生まれて12~18か月目を迎えたころ、つまり1歳から1歳半が適齢時期といわれています。なぜなら、この頃になると、子どもは指先も器用になり、転がしたり投げたりといった行動ができるようになるからです。
さらに、この時期にはモノに対する「お気に入り」ができる時期といわれています。
クルマ自体は日頃から目にする機会が多いため、お子さんがそれをスケールモデルにしたミニカーに興味を持つのは自然なことです。このタイミングでミニカーを与えることで、お気に入りのミニカーを転がしたりして遊んでくれるようになるでしょう。
指先の細かい動きは脳の発達にも影響を与えるため、実際にタイヤが転がるミニカーなどを与えることが推奨されます。
「安全な製品かどうか」は特に気をつけたいポイント!
初めて子どもにミニカーを与えるのは、1歳から1歳半が適齢だと前項で紹介しましたが、ここで特に気を付けたいのが、「安全な製品かどうか」です。もちろんこの頃のお子さんには、そのおもちゃが自分にとって安全なものか危険なものかなんて判断することはできないので、親がしっかりと製品を見て判断する必要があります。
現在、ミニカーを作っているメーカーは数多く存在しています。
よく知られたメーカーだと、トミカのタカラトミーやホットウィールのマテル、かなり精巧なダイキャストモデルをリリースしている京商など、数えきれないほどです。
ここでミニカー選びのポイントとなる部分のひとつが、「口に入れても問題ないか」です。
お子さんは手にしたものを口に入れてしまうことも多いので、健康に害があるようなミニカーは絶対に与えないようにしましょう。ミニカーの種類によっては食品衛生法に適合した塗料で塗装しているものも多いため、そういったミニカーを選ぶと良いでしょう。
さらに、細かいパーツが分離しないような構造になっているかも判断基準のひとつ。
最悪の場合、口に入れたミニカーの小さなパーツが分離して誤飲してしまった、なんてことにもなりかねません。さらにいえば、投げたり踏んだりしてもケガをしにくい造りになっているような、尖った部分が少ないミニカーが最善です。
安全なミニカーかどうか、実際に実物を見てしっかり判断すると良いでしょう。
お子さんの興味がなくなっても処分しない!
大人でも、同じ趣味を長い間続けていくのは難しいもの。小さなお子さんだとそれはさらに顕著であり、興味の移り変わりは早いものです。
特に小学校入学前後の時期になると、テレビや漫画の影響から戦隊ヒーローなどに興味が移る子どもが多いとされているほか、環境によっては、カードを集めたりゲームにハマるお子さんいます。
しかし、お子さんからミニカーへの興味が一旦なくなったとしても、処分してしまうのは早計です。
なぜなら、「この歳だから、必ずこのおもちゃに興味を持たなくてはならない」というものは決まっていないからです。好きなものに年齢は関係ありません。
それを親の一存で決めてしまうのは、子どもの興味を管理する間違ったやり方なのではないでしょうか。
興味が移り変わっても、またいつかミニカーを手に取ってくれるかもしれない...そんな時が来るまで、保管しておくのも大切なことなのです。
子どもの成長に良い影響を与えてくれるミニカー。
初めて触れるおもちゃとしては、安全かつ知育にも役立つ優れモノです。
我が子の成長のため、色んな遊び方ができて、なおかつ安全なミニカーを選んでみると良いでしょう。
※2021年6月現在
文・吉田 恒道/提供元・CarMe
【関連記事】
・車用キズ消しおすすめ12選!車のキズを消そう【2020年版】
・【2020年版】お金がなくても乗りやすい国産スポーツカーおすすめ10選!平均中古価格も掲載!
・ポルシェに認められたネクセンタイヤ…オールシーズンタイヤ”エヌブルー4シーズン”を飯田裕子氏が徹底解説
・119.9万円から...大人気SUVのトヨタランドクルーザープラドの中古購入をおすすめする理由と評価
・「燃料残量警告灯(ガソリンランプ)」が点滅しても、あと50kmは走行できるって本当?