7月14日の「MLBオールスターゲーム」の前夜祭「ホームランダービー」に日本人として初めて出場し、全世界の野球ファンから注目されているロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手は、スポーツ界に留まらずファッション業界からも熱い視線を集めている。

2月には、アドバイザリースタッフ契約を結んでいるアシックスジャパンから、大谷翔平モデルの野球用スパイクシューズが発売された。その後、同社の株価は6月28日には5年7ヶ月ぶりとなる2815円の高値を記録し、4月に7本、5月に8本、6月には13本ものホームラン数を記録する今シーズン大活躍中の大谷と同様に絶好調だ。

4月には、「ボス(BOSS)」2021年春夏コレクションの広告キャンペーンにも登場した。ドイツのファッションブランド「ヒューゴ ボス(HUGO BOSS)」は、2020年3月より大谷とパートナーシップ契約を締結しており、コアブランドである「ボス」のアンバサダーとして各シーズンの広告キャンペーンに登場している。同ブランドが野球選手を起用するのは、大谷が初めてである。同ブランドの特設ページ内で大谷は、「BOSSは何年も前から着ている大好きなブランドです。スマートなデザイン、シンプルなスタイル、機能性に、いつも魅了されています」と語っている。

さらに、アイウェアブランド「オークリー(OAKLEY)」とは昨年6月にパートナーシップ契約を結び、大谷も「オークリー ケイトー」のプリズムロードのレンズを着用している。デサントジャパンが手掛けるアンダーウェア「リラックスフィットシャツ(RELAXFIT SHIRT)」には大谷が開発に携わった。

7月8日には今シーズン32本目となるホームランを放つなど、大谷の大量ホームランはTwitterを沸かせており、シンク(CINC)社の調査によると、4月から6月にかけてハッシュタグ「#大谷翔平」の使用数は急増しているようだ。6月には、10万3,200件だった5月の7倍に当たる76万3,680件にまで増加しているなど大谷の影響力の大きさ、注目度の高さが伺える。7月12日に発表された日本リサーチセンターの調査結果によると、大谷が1072日ぶりに勝利した4月下旬あたりから、国内の一般生活者によるメジャーリーグへの評価(ブランドスコア)が急激に伸びている。大谷には女性ファンも多く、3月下旬からメジャーリーグを観戦し始めた人が増え、5月下旬の男性ファンが落ち着きを見せたタイミングでは、男性ファンを凌ぐ勢いで女性ファンが観戦を楽しんだ。今後は大谷をモデルとして起用することで女性ファンの購買を促進する企業・ブランドも増加していくのではないだろうか。

米メジャーで二刀流で活躍する大谷翔平選手はファッション業界からも熱い注目!「ヒューゴ ボス」や「アシックス」らと契約
(画像=大谷翔平選手が纏う、BOSS 2021年春夏コレクション、『SEVENTIE TWO』より引用)
米メジャーで二刀流で活躍する大谷翔平選手はファッション業界からも熱い注目!「ヒューゴ ボス」や「アシックス」らと契約
(画像=大谷翔平選手が纏う、BOSS 2021年春夏コレクション、『SEVENTIE TWO』より引用)
米メジャーで二刀流で活躍する大谷翔平選手はファッション業界からも熱い注目!「ヒューゴ ボス」や「アシックス」らと契約
(画像=大谷翔平選手モデルの野球用スパイクシューズ、『SEVENTIE TWO』より引用)

文・西岡愛華/提供元・SEVENTIE TWO

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