これまで韓国市場を重視していなかったアップルが、ここに来て本腰を入れ始めている。
きっかけはLGの携帯電話事業からの撤退だ。LGは代わりに、アップルのiPhone製品を、韓国内にある自社のストアで販売することにした。
韓国経済新聞は、「韓国が5G(第5世代通信)最初の商用化国家としてのインフラが比較的整っ市場」であることから、アップルも「iPhoneの13」発売を控え、韓国での販売活路を多角的に模索している。
アップルは、年内にソウル明洞にアップルストア3号店を出す計画とされる。昨年末にはソウル汝矣島にアップルストア2号店を出したばかりだ。すでに4号店が釜山にできるとの情報も出ている。
韓国経済新聞は、「事実、Appleはこれまで韓国市場を無視するような歩みを続けてきた」とし、「iPhoneの新製品1次発売国から韓国を除外するのが代表的(な事例)であった。」と指摘しつつも、「国内市場規模は小さいが5Gインフラが敷かれた韓国が、一種の試験場になる」との見方を示している。
提供元・コリア・エレクトロニクス
【関連記事】
・韓国の双竜自動車が日本で販売?「ヒュンダイも撤退したのに…」 韓国紙が関心
・韓国がパワー半導体のSiC素材検査技術を国産化…「日本の半分のコストで開発」
・LGグループが日本法人社屋を約200億円で急遽売却へ
・米特許登録数 IBM1位、サムスン2位、LG3位、4位キャノン
・フォルクスワーゲンが韓国二社とのEV電池取引を打ち切りか…特許紛争に嫌気?