目次

  1. 北海道初の体験型動物園
  2. たくさんの動物とふれあえる「ノースサファリ」
  3. プレミアム体験で、ここにしかない驚きと感動を
  4. ジャングルゾーンで世界一周気分を味わう
  5. 大蛇、ワニ、アザラシにもタッチ
  6. アヒルレースでプレミアム体験無料券をゲット!?
  7. 二匹のベイビーと記念写真
  8. 日本一ヤバいランチタイム
  9. デンジャラスの森から脱出できるか
  10. まとめ

北海道初の体験型動物園

ふれあいとデンジャラス
(画像=『たびこふれ』より引用)

ノースサファリサッポロは、2005年7月に北海道初の体験型動物園として、札幌市南区にオープンしました。「見て、ふれて、癒される! 」体験型テーマパークをキャッチコピーに、動物好きを魅了しています。

園内はたくさんの動物とふれあえる「ノースサファリ」、危険動物や猛禽類が待ち受ける「デンジャラスの森」、アクティビティが充実している「ノースサファリアドベンチャー(取材時リニューアル中)」の3つで構成。「動物たちにすり寄られる」「ピラニアが泳ぐプールの上を歩く」「見るもおぞましい料理を味わえる」など、ここでしかできない体験に満ちています。

さあ、冒険に出発しましょう。

たくさんの動物とふれあえる「ノースサファリ」

 ふたつの顔を持つノースサファリサッポロ
(画像=『たびこふれ』より引用)

まずは ノースサファリを楽しみます。受付を済ますと「アイリッシュ・ウルフハンド」が迎えてくれました。アイルランドが原産で個体によっては100cmを超えるビッグさ。ノースサファリのアーサーくんは2016年生まれ。暑い日は寝ていることが多いので、大きな犬小屋をのぞいてみてください。

ふたつの顔を持つノースサファリサッポロ
(画像=<南半球の動物たちが集う>、『たびこふれ』より引用)

南半球エリアでは、ケープペンギン、モモイロペリカン、マーラ、ベネットワラビー、アカカンガルーが待っています。エサを買って中に入ると、たちまち動物たちに包囲されました。ベネットワラビーは、オーストラリアに生息する小型のカンガルーで、黒褐色の美しい毛並みが特徴です。ノースサファリには真っ白な体のアルビノが複数います。全国の動物園でも飼育数が少なく、とても希少。目の色が赤いなど、違いが見られました。

ふたつの顔を持つノースサファリサッポロ
(画像=<エサを食べる姿が愛らしい>、『たびこふれ』より引用)

動物たちがエサを食べる姿はかわいいですよね。ノースサファリでは、さまざまな動物にエサを与えることができるんです。「アカアナグマ」は、長い鼻をカップに突っ込んでエサを食べる姿がユーモラス。木登りが得意で、頭上を走り回っていました。

プレミアム体験で、ここにしかない驚きと感動を

ふれあいとデンジャラス ふたつの顔を持つノースサファリサッポロ
(画像=<ここでしか出来ない体験がいっぱい>、『たびこふれ』より引用)

「普通のエサやりじゃつまらない」と、いう方にはプレミアム体験がおすすめ。動物たちに負担を与えないよう実施回数や人数は制限されて、めったに触れない動物に触れたり、間近でエサを与えられるスペシャルな体験が楽しめます。檻の上から血が滴る肉をあげる「ライオンの空中フィーディング」は、ノースサファリでしか出来ない体験のひとつ。百獣の王の迫力に圧倒されること間違いありません。

ふれあいとデンジャラス ふたつの顔を持つノースサファリサッポロ
(画像=<ノースサファリで最もヤバい「トラのデンジャラスフィーディング」>、『たびこふれ』より引用)

開催日・人数限定のプレミアム体験として、デンジャラスの森では、檻の中でトラにエサを与える体験も行っています。トラとの距離感ゼロ。こんな体験ができる動物園は、ノースサファリだけ。相当ヤバいです。

ジャングルゾーンで世界一周気分を味わう

ふたつの顔を持つノースサファリサッポロ
(画像=、<「仲良くしたいわけじゃない、僕はエサが欲しいだけ」>、『たびこふれ』より引用)

「ジャングルゾーン」は、「アジアの森」「アフリカの森」「南米の森」の3つから構成し、世界一周気分が味わえます。アジアの森では、コツメカワウソが穴から手を出してエサをおねだり。すぐそばのガチャガチャでおやつを買ってあげました。

ふたつの顔を持つノースサファリサッポロ
(画像=<「いい匂いがしたら、それは僕の体臭さ」>、『たびこふれ』より引用)

ビントロングは、臭腺からの分泌物が香水に使われることでも有名なジャコウネコの仲間です。ビントロングも独特の体臭があり、ポップコーンのような香りがするそうです。運が良ければ甘い匂いが漂っているかも。

ふれあいとデンジャラス ふたつの顔を持つノースサファリサッポロ
(画像=<可愛い反面、おしっこをかけられるリスクも...>、『たびこふれ』より引用)

「アフリカの森」は、ワオキツネザルとキズメリクガメの楽園。ワオキツネザルは、映画「マダガスカル」で有名になりました。木の上でジーっとしていたかと思えば、突然人の肩に乗ってくるワオキツネザルに対して、キズメリクガメは微動だにせず。甲羅の上に乗られても気にする様子はありません。

ふたつの顔を持つノースサファリサッポロ
(画像=<「お前の物は俺のもの、俺の物も俺の物」>、『たびこふれ』より引用)

「南米の森」では、カピバラ、アメリカバク、コモンリスザル、フタユビナマケモノなど、数多くの動物が展示されています。青い羽が美しい「ルリコンゴウインコ」は、フタユビナマケモノが食べているエサを奪い取る横暴ぶり。テレビでも紹介され、「国民的アニメのガキ大将のよう」と話題になりました。

大蛇、ワニ、アザラシにもタッチ

ふたつの顔を持つノースサファリサッポロ
(画像=<想像していた以上になめらか>、『たびこふれ』より引用)

珍獣ふれあいコーナーでは、「巨大なビルマニシキヘビを首に巻く」、「シャムワニをなでる」など、レアな体験が無料でできます。ヘビの体はすべすべ、ワニは背中が固く、おなかは柔らか。見た目と違う感触に驚きの声が上がっていました。

ふたつの顔を持つノースサファリサッポロ
(画像=<これまで触ったことがない不思議な感触>、『たびこふれ』より引用)

「こんな動物にも触れちゃうの?」とサプライズが用意されているのが、ノースサファリの真骨頂。なんとゴマフアザラシにもタッチできます。脂肪が詰まった体に張り付くように体毛が生え、水の抵抗が抑えられていることが分かります。いろいろな動物に触れられるので、小学校の自由研究にも最適です。

アヒルレースでプレミアム体験無料券をゲット!?

ふたつの顔を持つノースサファリサッポロ
(画像=<モモイロセクシーコマンドがトップで疾走>、『たびこふれ』より引用)

森の中のイベント広場では、午前と午後に「アヒルレース」が行われています。投票券を買って、トップ2羽を当てればプレミアム体験無料券をゲット。アヒルの名前は、鈴木さん(赤)、モモイロセクシーコマンド(ピンク)などユニーク。残念ながら外れてしまいましたが、オリジナル缶バッジが貰えるのでお得な感じです。

二匹のベイビーと記念写真

ふたつの顔を持つノースサファリサッポロ
(画像=<元気に育ってほしいな>、『たびこふれ』より引用)

動物たちと写真を撮るのも良い思い出になります。この日は新しい仲間「仔ギツネ」と、「仔クマ」に人気が集まっていました。仔ギツネのあずきくんは、生後2ヵ月のベビーです。野生のキタキツネはエキノコックスという寄生虫が寄生している事が多いので、仔ギツネを抱けるのは貴重な体験です。スクスクと育ってほしいですね。

ふたつの顔を持つノースサファリサッポロ
(画像=<大きなクマも赤ちゃんの頃は小さくてかわいい>、『たびこふれ』より引用)

ツキノワグマのくぅたんは、まだミルクが手放せません。記念写真のほか、場合によってはミルクを与えることができます。小さな動物たちとふれあえる期間は限られていますので、早めに会いに行きましょう。

日本一ヤバいランチタイム

ふたつの顔を持つノースサファリサッポロ
(画像=<変わったメニューがいっぱい>、『たびこふれ』より引用)

昼食は体験型フードコート「ンゴロンゴロ」で決まり。昆虫やサソリ、ヤモリなど、ゲテモノ料理と呼ぶに相応しい逸品が並びます。バーベキューは牛バラやラム、ソーセージのほかに、ワニ手羽も用意されるなど、随所に「らしさ」を感じます。「ゲテモノ料理はさすがに無理」という人のために、普通のメニューも用意されているのでご安心を。

デンジャラスの森から脱出できるか

ふたつの顔を持つノースサファリサッポロ
(画像=<ピラニアの上を渡るなんてデンジャラス>、『たびこふれ』より引用)
「デンジャラスの森」にある「デンジャラスゾーン」は、危険な香り漂う冒険エリアです。臭い分泌液を浴びせるスカンク、鋭いトゲで全身武装するヤマアラシ。アマゾン川の肉食魚ピラニアなど危険動物が潜んでいます。マップでシークレットとされているゾーンには、身の毛もよだつゲテモノが隠されていました。何が潜んでいるのか。勇気ある人は、その目で確認してください。

まとめ

ふれあいとデンジャラス ふたつの顔を持つノースサファリサッポロ
(画像=<オリジナルグッズを買ってノースサファリを応援しよう>、『たびこふれ』より引用)

ノースサファリサッポロは、新型コロナウイルス(COVID-19)の蔓延や、度重なる緊急事態宣言により、来園者数が激減。その中でも新しい命がたくさん授かるなど、明るい話題がありました。現在はクラウドファンディングを立ち上げて、計画していた「ライオンが走り回れるエリア」造設の協力を求めています。いつまでも動物たちとのふれあいの場を残していきたいですね。

住所:札幌市南区豊滝469-1
電話:080-1869-6443
営業期間:通年営業
営業時間:9:00~17:00(最終入園:閉園1時間前)
※季節・新型コロナウイルスに伴う営業時間変更あり。
休園日: 12月1日~2022年1月4日

文・写真・吉田匡和/提供元・たびこふれ

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