1999年にM.K.チュヨン氏によって誕生した“elegansis(エレガントシス)”。“細心の注意を払い、エレガントかつファッショナブルであること”をブランド哲学とし、こだわり抜いた時計を製造する台湾時計ブランドだ。
設立以来、世界16カ国に進出を果たし、様々な商品を展開しており、2011年には台湾軍の第34飛行中隊、“The Black Bat(黑蝙蝠中隊)”とのコラボレーションモデルを製作。ほかにも、軍から依頼された時計を製作するなど、特にミリタリーウオッチに定評がある。
今回注目したのは、このエレガントシスのコレクションのなかでもひと際個性を放つ、クロノグラフモデル“JT48MQS”だ。このモデルはこれまで日本未発売だったのだが、クラウドファンディングサイト“Makuake(マクアケ)”で限定発売を実施しているのだ。
マッシブなスタイルのレフティーモデル
第1次大戦のころには小型化されて普及したミリタリーウオッチ。航空機が発達していくとクロノグラフや計算尺付きの時計、海軍の特殊任務に対応するためには耐水性を高めてダイバーズウオッチといった具合に、戦地での任務や作戦が時計の機能を進化させていった。
そのため軍の装備品のなかでも、とりわけ時計は任務遂行にあたり重要な支給品であった。機能性に明確さ、正確性、そして耐久性を装備していることがミリタリーウオッチの条件であり、現代においても腕時計の目指すものであるといえる。
そんな独特の機能美と実用性の高さが魅力のミリタリーウオッチに、男心をくすぐられるユーザーは多いだろう。
紹介するJT48MQSは、ミリタリーウオッチのような機能性に優れつつ、ブロンズまたはガンメタルのIP加工をケースに施し、マッシブさを演出。なお素材には耐食性に優れ、錆びにくい316Lステンレススチールを採用しているため、手軽にブロンズ、ガンメタルが放つミリタリーの雰囲気を楽しめるのだ。
また100メートルの防水性を備えるほか、精度の高い日本製クォーツムーヴメントの搭載、風防には傷に強いダイヤモンドに次ぐ硬さのサファイアクリスタルガラスを使用するなど、機能面においても諦めていない。
もうひとつの特徴は、リューズやクロノグラフプッシュボタンをケース左位置に配した、レフティー仕様だということ。独自性の高いデザインになるだけでなく、手首を曲げた時に手の甲に当たることを防いでくれる。
インデックス、針ともに蓄光塗料が塗布したほか、風防に反射防止膜であるARコーティングを施したことで割れにくく見やすいガラスとなり、判読性を追求した。
ベルトには高級本革の、肉厚なイタリアンオイルレザーを使用。ブロンズカラーモデルにはブラウンレザー、ガンメタルカラーモデルにはブラックレザーをそれぞれ組み合わせている。
時計製作専門会社として長年時計製作をしてきたほか、ミリタリーウオッチブランドの“M.R.M.W”を展開するモントルロロイが、現在、クラウドファンディングサイトの“Makuake(マクアケ)”に限定発売プロジェクトを実施している。
7月29日(木)までプロジェクト実施予定で、残りは19日と半月ほど。気になっているなら、クラウドファンディングサイト“Makuake(マクアケ)”のエレガントシスのページを早めにチェックしておいたほうが良さそうだ。
elegansis(エレガントシス)
JT48MQS
【問い合わせ先】
モントルロロイ
TEL.03-5728-5321
文・Watch LIFE NEWS編集部/提供元・Watch LIFE NEWS
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