「世界で進行するクルマの電動化」BMWは2023年までにBEV12モデル程度を投入
(画像=▲i8ロードスター 価格:2276万円 1.5ℓ直3エンジンを積むプラグインハイブリッド 0→100㎞/は4.6秒、『CAR and DRIVER』より引用)

BMWグループに属するMINIも含めBEVの導入に積極的で、2023年までにグループ全体で12車種程度のBEVを投入する考えだ。直近ではi3とiX3を発表済み。2021年中にiXとi4が登場する予定。1シリーズと5シリーズ、7シリーズのBEV仕様も加わる予定だ。

BEVモデルの販売数は2025年にかけて毎年50%以上伸びていくとBMWは予測する。これは、2020年までの伸びの10倍以上だ。

2025年以降に、BEVの「ノイエクラッセ(ニュークラス)」を投入する。1960年代にBMWが飛躍するきっかけになったセダンになぞらえたネーミングで、高性能な電動パワートレーンとバッテリー、それに空力や室内空間、製造時に発生するCO2削減の面で革新をもたらすという。

ノイエクラッセが採用する新BEVプラットフォームの投入後、2030年にかけてはさらにBEVモデルの比率を高めていき、グループ全体で少なくとも50%に達すると見込んでいる。

「世界で進行するクルマの電動化」BMWは2023年までにBEV12モデル程度を投入
(画像=▲iXはX5クラスのクロスオーバーEV 航続距離600㎞以上 0→100㎞/h加速は5秒未満、『CAR and DRIVER』より引用)
「世界で進行するクルマの電動化」BMWは2023年までにBEV12モデル程度を投入
(画像=▲i4はiXとともに今年の上海モーターショーで披露された、『CAR and DRIVER』より引用)
「世界で進行するクルマの電動化」BMWは2023年までにBEV12モデル程度を投入
(画像=▲iX3はガソリン/ディーゼル/PHV/EVを用意 写真はBEVのiX3で2021年以降日本上陸予定 後輪駆動を採用 航続距離は450㎞、『CAR and DRIVER』より引用)
「世界で進行するクルマの電動化」BMWは2023年までにBEV12モデル程度を投入
(画像=▲BMWはPHVを豊富に用意 写真はX3・Xドライブ30e・Mスポーツ 価格:8SAT 781万円、『CAR and DRIVER』より引用)

Writer:世良耕太

提供元・CAR and DRIVER

【関連記事】
「新世代日産」e-POWER搭載の代表2モデル。新型ノートとキックス、トータルではどうなのか
最近よく見かける新型メルセデスGクラス、その本命G350dの気になるパワフルフィール
コンパクトSUV特集:全長3995mm/小さくて安い。最近、良く見かけるトヨタ・ライズに乗ってみた
2020年の国内新車販売で10万台以上を達成した7モデルとは何か
Jeepグランドチェロキー初の3列シート仕様が米国デビュ