熊本市内から40分ほど車を走らせると、菊池の玄関坂とも言える「花房の坂」が見えてきます。
左手に広大な菊池盆地を眺めながら坂を下っていくと、温泉街の中に地元の方や観光客で賑わう、コク旨な豚骨スープがたまらない「菊池拉麺専門店・桂仙らーめん」ラーメン屋がありました。
昭和45年の創業当時から変わらないラーメン
店舗向かいに専用の駐車場があり、道を渡ると昭和テイスト満点の店舗から豚骨スープのいい香りが漂ってきました。
店内へ入ると、美人店員さんの明るい「いらっしゃいませ!」が響き心地よく着席することに。
厨房では店主さんが手際よくオペレーションをされており、ご夫婦かなぁ?と感じましたが、お話を聞いたところ先代からお店を引き継いで、現在はご兄弟で営まれていることでした。
昭和45年から創業を開始し、今年で50年目だそうです。素晴らしい!
さっそく壁に貼ってある手書きのおしながきから「らーめん+ごはん+ホルモンセット(税込1090円)」を注文。
呼び戻し豚骨スープと生ニンニクのパンチで箸が止まらない!
待っている間、特別に豚骨を炊き出している寸胴の中を見せて頂きました。
その日のスープに、別の釜で取った新しいスープを少しずつ継ぎ足す「呼び戻し」という方法で作られているそうです。
グツグツ沸騰している寸胴を眺めていると、店主さんのスープに対するこだわりと愛情が伝わってきます。
ということで、着丼!!
う、う、美しい…
食いしん坊の私にはラーメン・ホルモン・白飯すべてが「宝石」に見えてしまう…
さっそく、いただきます!
まずはスープをゴクリ。
マボちゃん …?!
感想を言いたいけれど、たまらずもう一口ゴクリ…
マボちゃん …!!!!
うっはぁ…こりゃ…う、うまいぞ…
豚骨と生ニンニクのパンチがよく効いており、コクと厚みのあるまろやかスープだ!
久留米系ラーメンのような甘みはなく、塩味だけのカエシなので豚骨の風味を存分に味わいたいという方にはオススメ!
「冷めたり」「伸びたり」したら台無しになってしまうので、ラーメンは時間との勝負です。
ハイペースで麺をいただきます!
ツルゥツルゥ〜
んんぅ〜! 美味しい!
麺は中細の低加水麺で、噛み締める度にプキプキとした小気味のよい食感と小麦の香ばしさが楽しめます。
替え玉したい欲求をグッと抑えながら、手を伸ばすはもちろん白飯。
クライマックスは「ホルモン・オン・ザ・白飯」で喰らいつく!
正直、これはお店からしたらルール違反なのかもしれません。
だけど…もう我慢できないし…
やっちゃおう。
欲に負けてやってしまいました。
ホルモン・オン・ザ・白飯!!
丁寧に煮込まれた肉厚な味噌煮込みホルモンを純白めしにぶっかけテンションも最高潮!
全力でホルモン・オン・ザ・ライスに喰らいつく!
「うまい」という言葉しか答えが見つからない…
ニンニクたっぷりの濃い目の味噌がホルモンにしっかりと纏い、白飯があっという間に無くなります。
最後はらーめんのスープをゴクリ!と飲んでフィニッシュ!
「らーめん」+「ホルモン・オン・ザ・ライス」
最高でした!
お店の方からの意外だった一言…
マボちゃん 今回は取材で食べに来たのに、ホルモン・オン・ザ・ライスしちゃってすみせんでした…
店員さん いえいえ。けっこう皆さんご飯にかけて食べられていますよ!
と笑顔で教えてくださり、安心しました。
ということで、お店公認を頂きました「ホルモン・オン・ザ・ライス」!
美味しいラーメンと一緒にぜひご賞味ください!
桂仙ラーメン
住所 | 熊本県菊池市隈府1040 |
---|---|
営業時間 | 11時00分~15時00分、17時00分~21時00分 |
定休日 | 月曜日 |
電話番号 | +81968251379 |
※記事中の情報は取材時点のものです。内容等変更になっている場合がございます。
文・マボちゃん/提供元・肥後ジャーナル
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