「ミズノ(MIZUNO)」は、7月22日よりSUB3を目指すスピードランナーに向けたランニングシューズ「ウエーブリベリオン(WAVE REBELLION)」を発売する。SUB3とは42.195キロメートルのフルマラソンを3時間以内で走りきることを指し、達成率はマラソン大会参加ランナーの上位3%と言われている。「ウエーブリベリオン」は、昨今のコロナ禍で増加するランニング人口や、今後SUB3を目指すランナーが増えていくことを視野に入れ、反発力と安定性を高める独自の最新機能を採用して製作された。この最新機能を取り入れることで、ランナーの走り方のフォームを変えずに、スムーズな走り心地でパフォーマンスを最大限サポートする。
「ウエーブリベリオン」は従来のソール素材と比較して、柔軟性が約22%、反発性が約35%向上した「ミズノエナジー ライト(MIZUNO ENERZY LITE)」をミッドソール全体に搭載した。「ミズノエナジー ライト」は「ミズノ」が昨年開発した高反発ソール素材「ミズノエナジー」のひとつで、軽量性に優れた素材だ。「ミズノエナジー ライト」を使用することで、本来相反するクッション性と安定性を兼ね備えた1足に仕上がった。また、踵部から前足部にかけてグラスファイバー入りプレート「ミズノウエーブ」を搭載。通常のプレートに比べてと非常に硬く、ランナー自身が地面を蹴った力の跳ね返りを前方向に進む力へと変えていく。この2つの素材で、ランナーそれぞれの走りを引き出し目標達成を支えていく。
さらに同シューズの製作には、環境保全活動の一環としてリサイクル素材を活用している。靴紐部分と履き口部分にリサイクルPET素材を使用し、ミッドソールには、石油由来ナイロン系素材と比べて約38%少ない植物性由来のナイロンプレートを採用した。「ミズノ」は今後もエコ素材をより多く搭載した商品開発でサステナビリティ活動を加速させていく。
「ウエーブリベリオン」は、7月22日より全国のミズノランニング品取扱店で発売。価格は1万9,800円で、販売目標はグローバルで40000足、国内は8000足(発売から1年間)だ。
文・藤田彩夏/提供元・SEVENTIE TWO
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