ヒュンダイ自動車が「コナEV」の国内販売を終了するとの報道が出ている。
22日、複数の韓国メディアによると、ヒュンダイ自動車は最近、内需用コナEVの生産を停止した。コナEVの相次ぐ火災で国内販売が減少していた上、国内外で約7万7000台をリコールしたことで決定を下したとみられる。
コナEVは、過去2018年にリリースされ、先月までに韓国で合計3万3830台が販売された。
コナEVは、これまで何度も火災が発生し、需要が減少した。韓国内では発売一ヶ月後となる2018年5月に初めて火災が報告された後、現在までに15件の火災が発生し、海外ではカナダやオーストリアなど4件の火災が発生した。
当初、ヒュンダイ自動車は、コナEVのBMS(バッテリ管理システム)に問題があると見て、これを更新するリコールを実施したが、リコール後も火災やシステム問題が発生したことからと、最終的にバッテリー全量交換を実施することにした。リコール費用は約1兆ウォン(約970億円)であり、バッテリー製メーカーであるLGエナジーソリューションとの合意の末3866億ウォンをヒュンダイ車が、5550億ウォンをLG円ブラシ負担することに決めている。
一方、ヒュンダイ車はコナEVの海外輸出は継続的に維持していく方針だ。コナは、これまで海外で海外合計10万1574台が売れた。欧州への輸出モデルは今年月平均で2500台が販売されている。
提供元・コリア・エレクトロニクス
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