無印良品の住空間事業部門を担うMUJI HOUSEは、中古物件に性能向上リノベーション「MUJI INFILL 0」を導入し、再生した団地・マンション住戸を完成品として発売する。7月6日から「無印良品のリノベーション」ウェブサイトで神奈川県横浜市の「港南台めじろ」や東京都府中市の「車返団地」で発売・内覧受付を開始した。
明るくて風通しのいいリビングダイニング
MUJI INFILL 0は、耐震性能のある中古物件のみを対象として実施する性能向上リノベーション。全住戸の温熱計算をして温熱環境を確保した、広く明るく風通しの良い一室空間となっている。
今回リノベーションを行った「港南台めじろ」の部屋(5階)は、近くに無印良品の大型店舗もあり、賑わいがある。バルコニーや窓辺からは四季折々の木々や草花を望むことができる。
玄関には壁一面に可動棚収納を設けた。下足棚としての利用はもちろん、ちょっとしたアウトドアグッズや、子どもの外遊び道具も収納することができる。
家に帰ってきてすぐに手洗いができる
玄関から直接や洗面にアクセスできるため、リビングを通る前に手を洗ったり汚れたものをすぐに洗濯機へ放り込んだりすることもできる。洗面室はゆったりした広さを確保しているため、朝の身支度や家事もしやすくなっている。
リビングダイニングは大きな窓が2カ所あり、非常に明るく風通しが良い空間となっている。対面式のキッチンから、家族の様子を見ながら料理をすることができる。キッチンにも窓があり、外を眺めながら料理ができる。
寝室にも腰高の窓があり、リビングダイニングとの間の扉を開けることで気持ちよく空気が抜けていく。 隣の建物との距離が離れているため、周囲の視線や気配も気にならず落ち着いて過ごすことができそうだ。
また、「車返団地」でリノベーションを行ったのは、5階建て5階の部屋。エレベータがないため少し大変だが、周りに高い建物がなく、視界が開けている。建物や敷地内は管理がしっかりしていて、敷地内にも木々がたくさんある。
玄関土間はコンパクトに、ホールを広く設けている。ホールから洗面台が使えるようになっているため、家に帰ってきてすぐに手を洗うことができる。
リビングとダイニングキッチンは、廊下を取り込み一体的に使うことが可能。キッチンを壁付型にしているため、空間を目一杯広く使うことができる。南北の窓を開けると気持ちよい風が通り、とても明るい印象となっている。
提供元・BCN+R
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