1955年の創業以来、大胆な発想でクリエイティビティあふれる時計製造を行う時計ブランド、“CORUM(コルム)”。

 既成概念に捉われることのない開発姿勢で、ムーヴメントの構造、ケーシング、文字盤デザインなどを再解釈し、美術工芸品を思わせるタイムピースを生み出してきた。

 そんなコルムの代表作ともいえる“バブル”に新作が登場。8月に発売が開始される。

【インパクト抜群】コルムのアイコニックなコレクション、“バブル”に新作が登場
(画像=右がサヴァリン・ワンダーマン氏、『Watch LIFE NEWS』より引用)

 コルムがバブルを初めて発表したのは2000年。1960年代に試験的に作られた、巨大な曲面ガラスを持つダイビングウオッチにインスピレーションを受けてデザインされた。

 オーバーサイズのケースに、分厚いドーム型のサファイアクリスタルを風防に採用したデザインは、当時のブランドオーナーであったサヴァリン・ワンダーマンが発案したものである。

 その特異なフォルムは時計界に大きな衝撃を与え、瞬く間に熱狂的な人気を集めた。

 そして2021年、このアイコニックな時計の誕生とバブルを生みだした偉大な人物に敬意を表し、バブルを有名にしたのと同じ特徴的な要素をもたせつつ、現代的でクリエイティブなタッチを加えた限定モデルを製作。

【インパクト抜群】コルムのアイコニックなコレクション、“バブル”に新作が登場
(画像=『Watch LIFE NEWS』より引用)

 当時発表されたコレクションのなかには、生と死、そして“ディア・デ・ムエストル”という、故人を楽しく偲ぶラテンアメリカの祝日をコンセプトに、スカルモチーフを文字盤に配した時計があった。

 新作のBubble 47 X-Ray(バブル 47 エックスレイ)は、そんなバブルのルーツに敬意を表し、高度にデザインされたリアルなスカルモチーフを文字盤の中央に配置。

 巨大なドーム型のサファイアクリスタルが盤面をわずかに歪ませるが、暗闇において発光するため、昼も夜も問題なく時刻を確認することができる。なお暗所ではスカルがグリーンに発光し、不気味ながらも挑発的なデザインが魅力を放つ。

 ベルトには裏面をラバーで加工したアリゲーター風の合成ベルトに、発光するスカルと同色のネオングリーンのステッチを施している。

CORUM(コルム)
バブル 47 エックスレイ

【インパクト抜群】コルムのアイコニックなコレクション、“バブル”に新作が登場
(画像=『Watch LIFE NEWS』より引用)

■Ref.L082/04270。SS(ブラックPVD加工、47mm径/18.5mm厚)。100m防水。自動巻き(Cal.CO 082)。世界限定88本。66万円

【問い合わせ先】
GMインターナショナル
TEL.03-5828-9080

提供元・Watch LIFE NEWS

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