Microsoft Storeに魅力的なアプリでいっぱいになる日が来るのを目指して

では、Windows 11のリリースが“余計なお世話”なのかというと、一概にそうとは言えない。一番注目されているのは、前述したMicrosoft Storeの変化だ。何が変わったのかというと、アプリ開発者がMicrosoft Storeに、より簡単にソフトウェアを公開できるようになった点と、ソフトウェアベンダーが自社の課金システムを持っていれば、マイクロソフトの取り分を0にして、ベンダー側がより利益が得られる仕組みになったという点だ。これはつまり、低迷していたMicrosoft Storeに魅力的なアプリを増やし、ユーザーの利用率を上げることによって、さらに多くのアプリがラインアップされるという好循環を促すことになる。実際に、自社の課金システムを持つAdobeが人気アプリである「Adobe Creative Cloud」をMicrosoft Store経由で配布することを表明しており、こうしたベンダーが増えていくことが期待できる。
またマイクロソフトは、アマゾンが提供するAndroid向けのアプリストア「Amazon Appstore」との提携を同時発表。これにより、Windows上でAndroidアプリを動かせるようになる。これらの変化は全て、ユーザー・ベンダーともに人気の高いAppleの「App Store」、Googleの「Google Playストア」への対抗策と見られている。
アプリストアに魅力的なアプリが増えていくことはユーザーとしては大歓迎だが、UIを変える必要があったのか……などとモヤモヤした気持ちは拭えない。アップデート後の利便性が大きく向上することを祈るのみである。
参考元:Windows 10はなぜ最後じゃなかった?次世代の「Windows 11」がリリースされた理由【CNET Japan】
※サムネイル画像(Image:microsoft.com)
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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