低賃金に長時間労働、これではモチベーション維持も困難か!?

そして「営業をしていて辞めたくなる理由」は何か聞いたところ、一番回答が多かった理由は「給料が安い」で32.4%だった。他の業種と比べて給料が安いと感じるのか、自分の仕事の対価に見合っていないという意味で給料が少ないと感じるのか……?この調査結果ではそこまで読み取ることはできないが、給料に不満があれば辞めたくなるのは納得の理由だ。
次いで「長時間労働」と回答した人は30.1%だった。確かに、このご時世でも長時間労働を余儀なくされたら、「会社は社員のことを大切に思っていないのでは?」と疑いたくもなる。さらに、長時間労働が重なったことによりうつ病が発症してしまうことは周知の事実。企業は社員のメンタルヘルス管理も求められる時代になってきている。
その次に多かった回答が「モチベーション維持」で29.4%だった。そもそも、常に「自社商品をたくさん売り込むぞ」という前向きな気持ちでいるのも至難の技だが、給料が安かったり長時間労働を強いられたりする環境では、モチベーション維持はより困難を極めるだろう。
上司からは働き方改革で残業を減らせと促される一方で、「ノルマはきっちりね」なんて、ラスボスを倒すより困難なこと。これでは、悩んだ果てに離職を決断する人が増える一方だろう。今回の調査結果によると「退職を検討したことがある人」は80.8%もいたと言うが、今後さらに増える恐れは大いにありそうだ。
出典元:「営業職」のつらかったこと 「クレーム対応」や「顧客の理不尽さ」を抑えて圧倒的1位になったのは?【日本労働調査組合】
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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