サムスンディスプレイが今年第1四半期(1~3月)のスマートフォン用OLED(有機発光ダイオード)市場で過去最高の実績を記録したことが分かった。
29日、聯合ニュースはオムディアの調査をもとに、サムスンディスプレイが第1四半期の9インチ以下スマートフォン用OLED出荷量で1億3千800万枚を記録し、昨年第1四半期(9千200万枚)より50%増加したと報じた。
第1四半期の売上高も前年同期と比較して49%増の70億2千200万ドルで、第1四半期ベースで過去最高の実績を達成したと伝えた。
聯合ニュースは、「通常、第1四半期はパネル市場がオフシーズンである上、最近3年間の第1四半期のスマートフォンパネル市場の前年同期比成長率が平均1%に満たなかった」としつつも、「このような市況の中で、サムスンディスプレイは、コロナからの反動による消費需要と、第5世代(5G)ラインナップの拡大、高リフレッシュレート・低消費電力、OLED技術などの強みをもとに、今年の第1四半期に記録的な好実績を収めたという分析が出ている」と伝えている。
第1四半期のスマートフォン用OLED市場はサムスンディスプレイのシェアが80.2%に上る。
提供元・コリア・エレクトロニクス
【関連記事】
・韓国の双竜自動車が日本で販売?「ヒュンダイも撤退したのに…」 韓国紙が関心
・韓国がパワー半導体のSiC素材検査技術を国産化…「日本の半分のコストで開発」
・LGグループが日本法人社屋を約200億円で急遽売却へ
・米特許登録数 IBM1位、サムスン2位、LG3位、4位キャノン
・フォルクスワーゲンが韓国二社とのEV電池取引を打ち切りか…特許紛争に嫌気?