特産品だけではなく風土や歴史も考慮したご当地の味

例を挙げると、ゴマを使用した山口県の「かさねちょるごまっちゃクリームフラペチーノ®」。ゴマは、国内で流通する約99%を海外からの輸入に頼っており、山口県の特産とはいえないことから、「山口がゴマなの謎すぎない?」「因果関係が分からない……」「脈絡がなさすぎて逆に文句も言えない」といった声が聞かれた。
また、栃木県の「らいさまパチパチチョコレートフラペチーノ®」、佐賀県の「ちかっとカリカリシュガー&チョコレートフラペチーノ®」はいずれも“チョコ推し”だ。これに対しては「栃木はとちおとめあるしイチゴ系かと思った」「佐賀は何故チョコ? 有名なもの無かったの?」といった声も見られた。
47種類も新作の商品を一気に考案するのは、商品開発の人たちにとっても非常に重労働だったことだろう。フラペチーノに合う素材をリストアップするところから始まり、既存商品や他の地域とのかぶりを解消することが求められるのは想像に難くない。しかし同じ素材を47地域で取り合った結果、特産品を惜しくもライバルに取られてしまったところが、ユーザーから微妙な反応をされてしまう奇抜すぎるメニューとなってしまったようにも感じられる。
果たしてこれらの新作フラペチーノはどこまでヒットするだろうか。どの都道府県の新作も、スタバファンなら一度は地元の商品を飲むだろうが、2回目以降のリピートが出るかどうかが各メニューの成功・失敗の差となってきそうだ。
参照元:「なぜうちの地元はこれなんだ」 スタバ「47都道府県フラペチーノ」に首かしげる人たち【J-CASTニュース】
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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