台湾のリードASIC設計サービスとIPプロバイダであるファラデー・テクノロジー・コーポレーション(Faraday Technology Corporation)が最大4.2GbpsまでサポートするLPDDR4とLPDDR4X combo PHY IPをサムスンの14nm LPC工程で使用することができると発表した。

シリコン検証を経たこのソリューションは、マルチメディア、AR / VR、AIエッジコンピューティング、AIoT、IIoT、ロボット、MFP、SSD、5G、ネットワーキングなどのアプリケーションのために、より小さな面積、低消費電力、高帯域幅を提供する。

ファラデー・テクノロジー社発売したLPDDR4 / 4Xソリューションは、ファラデーLPDDR4 / 4XコントローラとJEDEC規格に準拠しDFI 4.0をサポートする。非常にコンパクトなデザインで、二つの形のhardening構造を提供し、インライン配置とコーナーの配置などの設計の柔軟性を提供する。内蔵されたPLLを介して入力クロック・十ター性能を向上させることができる。また、このソリューションは、Dieまたはパッケージ、単一または複数のDRAMチップの両方をサポートする。

ファラデー・テクノロジー社のフラッシュ・リンCOOは「LPDDR4 / 4Xソリューションを費用対効果の高いサムスン14 LPC工程で発売することになり嬉しい」とし「Faradayは55nmから28nmにおよぶノードでの多数のアプリケーションにDDR3 / 4とLPDDR3 / 4の成功事例を蓄積した。今、私たちは、サムスンファウンドリの顧客に幅広いDDR経験の利点を提供することができる」と述べた。彼は「サムスンFinFET技術をベースに、お客様に低コスト、高効率のより高い価値のIPアドレスを提供することができるものと期待している」と付け加えた。

ファラデー・テクノロジー・コーポレーション(TWSE:3035)は、ISO 9001およびISO 26262に基づいて認証された主要なASIC設計サービスとIPプロバイダである。幅広いシリコンIPポートフォリオは、I / O、セルライブラリ、メモリコンパイラ、ARM互換CPU、DDR2 / 3/4、LPDDR1 / 2/3 / 4X、MIPI、V-by-One、USB 2.0 / 3.1世代、PCIデータなどを含んでいる。台湾に本社を置くファラデーは、米国、日本、欧州、中国を含む全世界にサービスとサポートオフィスを置いている。

提供元・コリア・エレクトロニクス

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