頼みの綱・Netflixとのポジティブな門出

しかしスピルバーグ氏にとっても、動画配信サービスであるNetflixとの契約は、“苦渋の決断”というわけでもなかったようだ。
近年、メジャースタジオは稼げるメドのついた作品ばかりを作りたがるようになっている。なので、最初から知名度のあるスーパーヒーロー映画やその続編、ゲームやアトラクションを原作とする映画は良しとされる。しかし、大人向けのドラマや恋愛映画はヒットしてもたかが知れており、続編製作も難しいので旨味はないとされている。巨匠マーティン・スコセッシであっても、スタジオでは「アイリッシュマン」を作らせてもらえなかったため、Netflixで作ることになったぐらいだ。
つまり現状、自分が作りたい作品を作りたい、かつ多くの人に作品を届けたいと思った時に頼れるのは動画配信サービス、とりわけ、2億人という会員数を誇り、手厚いキャンペーンを行ってくれるNetflixなのだ。アンブリンは「スコット(Netflixのオリジナル映画制作のトップ)や彼のチームと協力できる機会を得て光栄です。私たちはアンブリンのアイコニックなブランドをNetflixの観客に提供していきます」と述べ、ポジティブな門出となったことを強調している。
今後、スピルバーグ氏が関わる新作が最も頻繁に見られるのはNetflixとなる可能性が高い、と東洋経済オンライン。最初の配信はどういった作品になるのだろうか。楽しみに待ちたい。
参考元:スピルバーグが「反Netflix」をやめた納得理由【東洋経済オンライン】
※サムネイル画像(Image:Top_CNX / Shutterstock.com)
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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