車中泊はその起動力が魅力ですが家族連れ・カップルなどで利用するならオートキャンプ場が安心できておすすめ。関東・関西での魅力あふれる車中泊キャンプ場情報から基本的な荷物やおしゃれグッズなど車中泊キャンプの魅力を堪能できるやり方を紹介しましょう。

目次

はじめに

お気に入りグッズを揃えて楽しい車中泊キャンプ

これからソロや家族と車中泊キャンプをしようかとお考えの方、荷物は何を用意したらいいのか。少しでもおしゃれに楽しむためのおすすめグッズは?そもそも車を安全に停めて眠れる場所ってどこだろうと気になっているのではないでしょうか。これから車中泊をおこないたいと思っている人へ車中泊の魅力ややり方と、十二分に楽しむためのグッズなどをご紹介していきましょう。初心者も安心して車で眠れる関東・関西のオートキャンブ場も必見です。

車中泊キャンプについて

車中泊をキャンプとして楽しむために

まずは車中泊とはどのようなものかご説明しますね。単に泊まるところがなくて車の中で寝るのも車中泊ですがそれではおしゃれではありませんし、何の前準備もないのでシートで腰を痛くするくらいです。キャンプとして楽しむためには、しっかりとした車中泊のための荷物の準備とある程度の車の改造も必要となる場合もあります。

車中泊は大変なことばかりではない

車の中で寝るというと寝返りも打てないくらい狭い・車の中に人がいたら外から覗かれるなど良くないことばかりが思い浮かぶでしょうが、それでも車中泊に注目が集まるというのはなぜでしょう。先程例にあげたような大変なことは車中泊グッズを利用すれば解決できることで、それ以上に日常では体験できないおしゃれで楽しいことが車中泊キャンプにはあるからに他ならないでしょう。

車中泊キャンプの魅力

車中泊をただの宿泊ではなくキャンプとして楽しめるかどうかは、その魅力を味わえるかどうかにかかってきます。ここでは多くの人が経験できるであろう車中泊キャンプの魅力について見ていきましょう。

魅力1.移動力

暮らし~の
flickr Photo by *sii(画像=暮らし~のより引用)

まず車が宿泊施設となるのでグッズで装備された車はさながら動くホテルといえるでしょう。素敵な景色を見に行きたいと思ったとき、宿を取って新幹線や飛行機の座席の予約をしてなどという前準備は不要です。行きたくなったら車ででかけて見たかった景色を時間を気にせず自分のペースで楽しむことができる移動力が魅力の第一となります。

魅力2.テント設営が不要

キャンプとして車中泊を考えたとき、一番の魅力はテント設営が不要ということです。テントの代わりが車となりそこにキャンプ感を出すためにタープなどを取り付け簡単に素早くおしゃれなアウトドアライフを楽しむことができるでしょう。

魅力3.荷物の移動も不要

テントの設営は簡単なものもありますが、どんな人でも大変だと感じるのがアウトドア用荷物の運搬ではないでしょうか。重いしテントまで移動してまたまとめて持ち帰る。この作業が車をテント代わりにすることでまったく移動させずにキャンプが楽しめるのはとても魅力的ですね。

魅力4.オートキャンプ場の利点

時間いっぱいまで自分の自由に観光やアウトドアを楽しめ、テントの設営や荷物の運搬が不要な車中泊。それでも気になるのが車の中で寝ることで周りから覗かれるプライバシー問題です。たしかに車がぽつんと停車していて中に人がいるようなら誰しも心配したり興味を持ったりして中を見るでしょう。その問題を手軽に解消してくれるのがオートキャンプ場の存在。周りも同じような人が集まっているので少なくとも不用心に覗き込まれることはないでしょう。

車中泊キャンプのやり方1.荷物

車中泊キャンプの基本的な荷物

車中泊として車を宿泊場所にする場合、必ず必要となるのが寝具と隙間を埋めるためのグッズ。車種によってはフルフラットになれば良いですが、ならない場合は椅子の足元の隙間を埋めてできるだけ広い就寝スペースを確保したいからです。最低限の基本荷物としてはこれだけですがより楽しく車中泊を楽しむためには他にもおすすめのおしゃれグッズがあります。これは後述でまとめてご紹介しますのでご興味がある方はそちらも見てくださいね。

車とはいえ荷物は最小限を心がける

車のフロントシートより後ろ部分を完全に車中泊用に改造するのであれば、そこに棚などを設けておしゃれ空間を作っている方もいますが、ライトな感覚で車中泊を初めて楽しむのであれば持っていく荷物は最低限に。車移動ですのでコンビニやスーパー・100均などに出かけるのも手軽で簡単。キャンプと比べてそれほど事前にどうしても用意する荷物というのは無いものです。ただし直火はどこでも嫌われますので、防災対策としても焚き火台は用意しておいた方が良いでしょう。

車中泊キャンプのやり方2.寝具

エアーマットや寝袋

用意するのはエアーマットや寝袋などコンパクトになるものが最適。マットレスを敷きっぱなしにするという手もありますが、車中泊では空気を入れてふくらませるタイプのマットが持ち運びにも設置の面でも適しています。そこに毛布でも良いですし寝袋があれば使わない時は丸めて収納できるので見栄えも気になりません。

寝心地の良さは隙間を感じさせないこと

車の中でゆっくり快適に寝る場所を作るにはちょっとしたコツがあります。フルフラットシートであっても一晩中そこで横になって寝るとどうしてもシートの合わせ目の少しの隙間も気になるもの。足を下ろす段差があればそこを埋めるためのエアークッションもあると良いですね。これらでできるだけ隙間を埋めることでより広くて快適な寝るためのスペースを確保できるでしょう。

車中泊キャンプのやり方3.視線対策と温度調整

覗き対策だけじゃないカーテンやシェード

持参するのは最低限の荷物といいましたが、カーテンやブラインド・シェードといった窓の目隠しは必須です。そのまま気にせず車で眠れるという方もいますが、季節によっては窓から冷気が入ってきて寒くて眠れない・日が昇ると直射日光で蒸し風呂状態で健康に悪いということがあるからです。

視線対策もできるおしゃれグッズ

視線避けと防寒・日除けの意味も含めて季節に合わせた素材のカーテンやブラインドを用意しましょう。市販のものもありますし、100均グッズなどで車の窓のサイズに合わせて手作りすることもできます。

車中泊キャンプのやり方4.食事

車中泊はバッテリーを持ち込んで電気調理がおすすめ

よく車中泊動画などで車内で固形燃料・バーナー・コンロなどを使っている人を見かけます。車には可燃性のものがたくさん使われていて危険ですし、何よりも気密性をあげるような改造をしている車内で火を使うのはNGです。おすすめは小型のバッテリーを持ち込んでの電気調理器具を使った調理。煮る茹でる焼くなど時間はかかりますが何でもできます。火災の心配もなくおすすめ!

インドア派の車中泊なら電気調理は必須

テント派のキャンパーと車中泊をする人の大きな違いといえば、アウトドアでの室内か屋外かでしょう。これだけではちょっと意味がわからないという方は、想像してみてください。車中泊の楽しさは自分の部屋でそのまま旅をするようなものです。できるだけ何でも車内でやりたがる人が多いのが車中泊好きな人の特徴。自宅でもキッチンに行かなくても自室でコーヒーを沸かして飲むのはおしゃれという感覚と似ていますね。そのためにも費を使わない安全な調理器具は持っておきたいもの。

車中泊キャンプのやり方5.おすすめの過ごし方

日本中好きなところでおしゃれな星空ホテル

暮らし~の
Pixabay logoPhoto bygeralt(画像=暮らし~のより引用)

おしゃれなシティホテルなどで夜景を眺めるのも良いですが、星空を見たいなら街中よりも少し山の上など人工の明かりが邪魔しないところがおすすめ。キャンプ場も良いのですが車で駐車できるところがあればそこで宿泊できる車中泊は星空を満喫できる自分だけのおしゃれなホテルとなるでしょう。

道の駅は食事も駐車もできて便利

車中泊をされる方はよく道の駅を車を停めて寝る場所として利用されます。主要道路沿いにあることが多く駐車場も広い、施設の方にお願いすれば夜間にも駐車場を利用させていただくこともできるだけでなく夜間の道の駅には一般の方が入ってくることはめったになく覗かれる心配も少ないからです。昼はご当地の美味しいものを食べられ、夜は宿泊地にもできる道の駅を上手に活用するのが手軽でおしゃれ・スマートな車中泊のコツ。

おすすめオートキャンプ場【関東編】1.

さて次に関東でも都内から気軽に行けるオートキャンプ場をご紹介しましょう。関東は大小合わせてたくさんのキャンプできる場所がありますが、その中でもただの車を停められるキャンプ場ではなくいろいろ特色のある個性的な関東エリアのオートキャンプ場を選んでみました。

キャラバンパーク所沢

車中泊で困るのは消防法により規制が厳しい焚き火の場所。キャンプといえば焚き火はつきものですね。関東エリアの中でも所沢にあるこちらのオートキャンプ場では焚き火できるスペースが完備。車でも思い切り周りを気にせずのびのびと焚き火を楽しみたいのであれば、都内近郊ではこちらの施設がおすすめ!

オートキャンプ場情報

【住所】埼玉県所沢市坂之下1101-1
【連絡先】090-2412-5517(11-17:00の間のみ)
【予約】要予約。キャンピングカー・乗用車・BBQのみ使用など伝えること。
【アクセス】関越自動車道の所沢インターを降り所沢方面へすぐ。
*予約や受付時間外の問い合わせは公式サイト内にて24時間おこなえます。

おすすめオートキャンプ場【関東編】2.

長瀞オートキャンプ場

関東の中でも荒川を見下ろせる絶景ロケーションを誇るのがこのキャンプ場。オートキャンプ場という名前ですが、日帰りバーベキューや車ででかけてテント泊やハンモック泊利用も全サイトで可能な施設と考えてください。大きな特徴は女性専用サイトやパウダールームがしっかりしているところ。女性だけのご利用も周りの目を気にせずアウトドアを楽しむことができるでしょう。電源サイトはないので充電がしたい方はご注意を。

オートキャンプ場情報

【住所】埼玉県秩父郡長瀞町大字井戸559-1
【連絡先】0494-66-0640(受付時間9:00-17:00)
【予約】公式サイトよりオンラインで24時間受付
【アクセス】関越自動車道花園インターから車で約20分
*直火禁止なので焚き火をする場合は焚き火台をご用意ください。

おすすめオートキャンプ場【関東編】3.

日光だいや川公園オートキャンプ場

関東の観光地といえば日光は子供からご高齢者まで人気のスポット。そんな日光だいや川公園にあるオートキャンプ場にはこの他にもフィールドアスレチックやスポーツ施設・レストランなどありますので、ソロやカップル・友達連れの他子連れのご家族で訪れるのにも向いているでしょう。伝統工芸や農業の体験もできるので、子供にキャンプでのアウトドアの楽しみ方を教えるとともにいろいろな経験をさせたいと思われる親御さんにピッタリ!

オートキャンプ場情報

【住所】栃木県日光市瀬川733-3
【連絡先】0288-23-0201(受付時間 8:30-20:00)
【予約】公式サイトから24時間ネット予約可能
【アクセス】日光宇都宮道路今市インターおりてすぐ。
*直火は禁止ですので焚き火をする場合は焚き火台をご利用ください。

おすすめオートキャンプ場【関西編】1.

関西エリアはオートキャンプだけでなくキャンプ場も関東と比べると少なめな印象。その中から車で横付けしてオートキャンプできるところというと数が限られてきます。奈良・滋賀・和歌山までいけばありますがなるべく大阪近郊で行ける関西キャンプ場をご紹介していきましょう。

自然の森 ファミリーオートキャンプ場

関西の起点とされる大阪中心部から車で約1時間程度で大自然あふれる体験ができるオートキャンプ場。近くにはイワナなどのつかみ取り体験ができる川があったり、石窯を無料で使用できるのでこちらを利用してピザ焼きなども楽しめます。(利用希望の方はキャンプサイト予約時に一緒に申し込んでください)1区画ごとのスペースを広く取っているため車の横づけでタープを設置することも可能です。

オートキャンプ場情報

【住所】大阪府豊能郡能勢町山辺411
【連絡先】072-734-0819(受付時間9:00-17:00)
【予約】公式サイトから予約フォームで24時間可能。
【アクセス】阪神高速池田木部出口から国道173へ能勢町方面へ向かう。
*旧・能勢おくやま自然の森キャンプ場です。

おすすめオートキャンプ場【関西編】2.

若杉高原 おおやキャンプ場

環境省が定めた星がきれいな場所に選ばれたのが関西の中でも兵庫県の若杉高原です。関西エリアの中から選んでおすすめする理由はその日本一美しいといわれる星空の下でオートキャンプしていだきたいから!キャンプサイトはいくつかのエリアに分かれていますが、より星を楽しむためには昼はグラススキーなどもできる芝生オートサイトをご予約ください。

オートキャンプ場情報

【住所】兵庫県養父市大屋町若杉99-2
【連絡先】079-669-1576
【予約】公式サイトトップページ下に予約カレンダー有り
【アクセス】中国自動車道山崎インターより国道29号線を鳥取方面に1時間程度

おしゃれな車中泊グッズ紹介

おしゃれグッズ1.ワールドクッカー

車中泊での調理のやり方は電気が良いとおすすめしましたがコンパクトサイズで消費電力も控えめなのがワールドクッカーです。とてもコンパクトにできており、持ち運びも車でなら全く気にならないサイズ。なによりサイズぴったりな角型鍋とのセットで車中泊のキッチンがおしゃれに決まるのがポイントが高いでしょう。

おしゃれグッズ2.USB充電ランタン

こちらはロゴスから出ているUSB充電バッテリーで光るランタン。素材が竹でできていて日本風なまさにおしゃれな照明です。充電できる小型扇風機なども最近話題のグッズですが、USB充電できるものならば走行中にカーシガレットのソケットから充電可能。車中泊ではUSB充電式のおしゃれ家電グッズが相性が良いでしょう。

おしゃれグッズ3.ブルートゥーススピーカー

おしゃれな車中泊のやり方は雰囲気づくりが大切。こちらも充電式でブルートゥース対応なのでケーブルレスでスマホなどから音楽を流して楽しめます。先程のランタンと合わせて竹製のものをご紹介しましたが、他にももっとメタリックなものやブラックカラーのものなど形や素材もいろいろあるのでお気に入りを見つけてみてくださいね。

まとめ

荷物やグッズを揃えておしゃれで楽しい車中泊を

暮らし~の
出典: https://www.ac-illust.com(画像=暮らし~のより引用)

はじめて車中泊をする人の基本的な荷物やおしゃれなやり方・車中での安全な調理や関東関西のオートキャンブ場紹介におすすめグッズまで足早で進めてきましたがいかがでしたか?はじめて車中泊をする方は手軽なオートキャンプ場に車を停めて眠るのがおすすめ。関西は比較的少なめですが、滋賀や奈良まで足を伸ばせば関西でも車で眠れるキャンプ場はもっと見つかるでしょう。

文・佐藤3/提供元・暮らし~の

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