日本人はダイバーシティやジェンダーに関する問題に苦手意識も?


そして、英語のランキングでは、日本語では出なかった「diversity(ダイバーシティ)」(5位)、「genderless(ジェンダーレス)」(11位)など、SDGsの17の目標のなかでもジェンダーに関するジャンルのワードがランクインしている。
ダイバーシティは聞いたことがあるようで、いまいち理解できていないという人も多いかもしれない。直訳では「多様性」という意味だが、特に組織マネジメントの分野において、国籍、性別や年齢などにこだわらず様々な人材を登用し、多様な働き方を受容していこうという考え方のことを指す。昨今ニュースになった女性蔑視問題でも分かったように、一部の人には根強く残る“昭和的な考え“のようなものがあり、多くの日本人はダイバーシティやジェンダーの問題にどのように接していいものか戸惑っているようだ。
また、英語のランキングでは環境に関わることでも、9位の「renewableenergy」(再生可能エネルギー)や、12位の「foodwaste」(食品廃棄物)、15位の「microplastics」(マイクロプラスチック)など、問題が起きているなかでもさらに一歩踏み込んだワードがランクインしている印象。現状では、英語圏の人の方が、自分ごととして問題を深掘りできている人が多いのかもしれない。
インスタや「ツイッター」「TikTok」といったSNSは、どちらかといえばファッションやエンタメといった娯楽要素の強い趣味でメインに利用されているイメージを持つ人も少なくないはずだ。しかし日本国内だけでも、こうしたSDGsのような「いま知るべき、解決しなければならない問題」が広く話題となっていることがわかる。
ネット上では探しにいかないと新たな情報が得られないことは以前から指摘されている。私たちも、こうした「普段知らない情報」を知るために自分から動いていくことが求められるのだろう。一人ひとりが意識を変えていくことができれば、2021年のSNSのトレンドは昨年と一味違った傾向となるかもしれない。
引用元:Instagramのハッシュタグから紐解く海外と比較した日本のSDGsトレンド【Radix】
※サムネイル画像(Image:Ink Drop / Shutterstock.com)
(文=オトナライフ編集部)
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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