LG電子と世界3位の自動車部品会社であるカナダの電装会社マグナ·インターナショナル(以下マグナ)が設立するパワートレイン合弁会社が来月発足する中、初代経営陣の人選をはじめ合弁会社設立の準備が大詰めの段階に入ったことが分かった。

21日、聯合ニュースは、LG電子や業界取材をもとに、「LG電子は来月1日に自動車部品事業(VS)本部内のグリーン事業の一部を物的分割し、《LGマグナイパワートレイン(LGMagnae-PowertrainCo.、Ltd)》の合弁会社を設立する」とし、「LG電子が同日、会社を新設すれば、持分49%をマグナが買収し、株式の譲渡手続きを経て、来月初頭、法人設立を完了することになる。 マグナ株の買収代金は4億5千300万ドル(約5千16億ウォン、約487億円)だ」と報じた。

本社は、LG電子VS本部のインフォテインメントとパワートレイン事業部がある仁川(インチョン)キャンパスに設けられる予定であるとされ、取締役の人選作業が大詰めを迎えていると伝えている。

両社はそれぞれ51(LG電子)対49(マグナ)の持ち株比率によって、計5人の経営陣のうち3人はLG電子、2人はマグナ側で選任することにしたと聯合ニュースは伝えた。代表取締役(CEO)はLG電子側で、最高財務責任者(CFO)はLGとマグナがそれぞれ1人ずつ任命する見通しだという。

提供元・コリア・エレクトロニクス

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