ハナ金融投資は16日、ウォニックマテリアルズについての分析レポートを公表した。

キム・ギョンミン首席研究委員は、「ウォニックマテリアルズは、半導体やディスプレイ用の高純度特殊ガスを供給している。年初来の株価収益率は横ばいの水準である。前方産業において、非メモリ半導体分野でインテルやTSMCの大規模設備投資や各国の半導体製造設備リショアリングポリシーが記事化されたタイミングで、半導体装置サプライヤや工程機器の消耗品供給会社が比較的注目を受けたためである」と分析した。

同社の2Q21業績見通しについては、「連結売上高は728億ウォン(約71億円)(+4.59 %Q / Q +、7.60%Y / Y)水準であると見込まれる」とし、「ウォニックマテリアルズの四半期の売上高を推定してみると、毎日近くで着実に育っている多肉植物を眺めている様だ」と例え、「2019年と2020年の四半期の平均売上高は、それぞれ552億ウォン(約53億円)、692億ウォン(約67億円)であり、2021年の四半期の平均売上高は747億ウォン(約72億円)と見込まれる」と予想した。

続けて、「3D-NANDの高段化とDRAMの微細化、非メモリファウンドリの微細化の影響で特殊ガスの所要量が増加するためである。 2021年の年間売上高は2,989億ウォン(約290億円)と予想され、コンセンサスは3,038億ウォン(約295億円)である」と述べた。

提供元・コリア・エレクトロニクス

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