YouTubeは、誰もが安心して見られる媒体になるのか

YouTubeの広告が「酒・ギャンブル・政治」を一等地から排除
(画像=Koshiro K / Shutterstock.com、広告収入も欲しいが、有料版「YouTube Premium」への課金で収益を確定させたい思惑も、『オトナライフ』より引用)

 今回の制限は当然全ユーザーを対象としたものだが、そもそも広告を見たくない、かつ余裕のあるユーザーは「YouTube Premium」などのフリーミアムモデルに課金している。最近では「YouTube Premium」の「広告がない」部分にフォーカスした訴求したテレビCMも展開されており、YouTube側としても広告収入より有料版への課金で収入を確保したいという思惑もあるのだろう。  そうなると無料のまま広告を見続けるのは、金銭的に余裕のない子どもや生活困窮者などの社会的弱者がメインとなってくる未来が見える。精神的に未熟であったり、多くの選択肢を持てない人へのアプローチは特に慎重になるべきだ。これを踏まえると、政治的な広告内容の禁止までを含んだ今回の制限はおおいに評価できるもので、YouTubeの健全化に一歩近づいたといえる。

 楽しいエンタメの巣窟であるものの、こうした社会的責任からは逃げの姿勢が目立っていたYouTube。いつまでも悪名高いままではいられないということだ。

参照元:YouTubeで最も目立つ広告位置からお酒・ギャンブル・政治が排除される【GIGAZINE】


文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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