今春は、大手キャリアの新しい料金プランの登場によって、スマートフォン(スマホ)運用の見直しが活発化した。合わせて、端末についても買い替えを検討した、あるいは検討中という人は多いだろう。BCNでは、「スマートフォンの格安プラン乗り換え意向者調査」を300人の男女に実施。ユーザーが求める最新のトレンドを分析した。

ユーザーが欲しいスマホの新トレンドは「4万円未満で高性能」、2021年夏モデルのおすすめは?
(画像=「スマートフォンの格安プラン乗り換え意向者調査」をBCNが実施。ユーザーが求める最新のトレンドとは?、『BCN+R』より引用)

圧倒的なカメラ利用率 生活インフラとしての期待も高い

調査では、最初に「現在メインで使用しているスマートフォンでどんなことをしているのか」を聞いた。無数の用途があるスマホだが、その中でも特に数値が高かったのが「写真・動画撮影」で、80%以上が利用していると回答した。また、2番目に多かった回答は「写真・動画データの保存」で、多くのユーザーが「撮影機材かつストレージ」としてスマホを認識していることが分かった。

ユーザーが欲しいスマホの新トレンドは「4万円未満で高性能」、2021年夏モデルのおすすめは?
(画像=『BCN+R』より引用)

SNS投稿や音楽・動画鑑賞といった項目を押さえて、上位に「ネットショッピング」「クーポン・会員証の利用」「キャッシュレス決済」など、買い物に関する項目が並んだことも興味深い。スマホの生活に密着するインフラとしての役割が高まっていることがうかがえる。

「次にスマートフォンを買い替える場合、いくらくらいのものを購入したいか」を聞いた。現在、市場では1万円程度のエントリーモデルから10万円を超える高級モデルまで幅広い製品の選択肢があるが、最も回答者が多かったのが「2万円~4万円未満」で、全体の22%を占めた。

ユーザーが欲しいスマホの新トレンドは「4万円未満で高性能」、2021年夏モデルのおすすめは?
(画像=『BCN+R』より引用)

できるだけ価格を抑えたいという一方で、「重視したい機能」に関する設問では性能面をあげる回答が多かった。1位が「バッテリーの持ち」、2位が「処理性能の高さ」、3位が「操作性の良さ」という結果になり、せっかく買い替えるのなら「バッテリーを気にせずサクサクと快適に動作する」ことに妥協したくないという意向がのぞく。

ユーザーが欲しいスマホの新トレンドは「4万円未満で高性能」、2021年夏モデルのおすすめは?
(画像=『BCN+R』より引用)