京都の中心部、祇園のほど近くにある安井金比羅宮。この神社は「縁切り神社」として有名で日本全国から人間関係の悩みを抱えた人が訪れます。

でも、神社にお願いすれば、本当に縁は切れるのでしょうか? 本当にそういったご利益があるのでしょうか?

もしあるとすれば、参拝方法はどういったものなのでしょうか?

夫婦やカップルで訪れると別れてしまうなんてことはあるのでしょうか?

いろいろな疑問の答えと神社の見どころを、神職に直接取材しました。

目次

<1. 安井金比羅宮のご由緒・ご祭神・御利益>

<2. 安井金比羅宮へのアクセス>

<3. 縁切り縁結び碑とは?>

<4. 縁切り縁結び碑の参拝方法>

<5. 安井金比羅宮は夫婦やカップルで訪れても大丈夫?>

<6. 安井金比羅宮の見どころ>

<7. 安井金比羅宮の年中行事>

<8. 安井金比羅宮の絵馬・お守り・御朱印>

<9. 安井金比羅宮の周辺>

<10. 安井金比羅宮の基本情報>

1. 安井金比羅宮のご由緒・ご祭神・御利益

まずは、安井金比羅宮のご由緒・ご祭神・御利益について解説します。

1.1 ご祭神

(写真=たびこふれより引用)

本殿の真ん中に祀られているのは主祭神の崇徳天皇です。崇徳天皇は平安時代末期の1123年に即位した第75代の天皇です。

和歌の名手でもあり、御歌「瀬を早み岩にせかるる滝川のわれても末に逢わんとぞ思う」は小倉百人一首77番に選ばれています。

「川の流れが激しく岩にぶつかって流れが二つに割れても、あとで一緒になれるようにいつか愛しいあなたに会いたい」と詠んだこの歌は、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

1156年、摂関家の内紛や皇位継承問題が起こり、上皇となった崇徳上皇はその異母弟である後白河天皇と敵対して、戦わざるを得なくなります。

世にいう保元の乱です。

戦いの末、崇徳上皇は敗北、讃岐国へ配流となります。讃岐国で崇徳上皇は仏教を深く信仰し、戦ったことを深く反省します。

また、保元の乱で戦没した者たちを供養するため一心に写経をしたと伝えられています。

そして、その写経をまとめ、写本にして京の後白河上皇に送ったのですが、「呪いが込められているのでは?」と疑われ拒否されてしまいます。

そのことを嘆き悲しんだ崇徳上皇は怨霊になってしまったという伝説もあるようです。

そんな崇徳上皇は、先ほどもお伝えした通り、金刀比羅宮の本殿に、主祭神として祀られているのですが、その右側には大物主神(おおものぬしのかみ)も祀られています。

また、左側には源頼政(みなもとのよりまさ)公が祀られています。

源頼政は実在の人物で、武術に秀でた方でした。「鵺(ぬえ)退治」で有名です。

「鵺」とは、鵺(ぬえ)という、猿の顔、狸の胴体、虎の手足、蛇の尻尾を持つ恐ろしい妖怪です。

1.2 ご由緒

(写真=たびこふれより引用)

現在の安井金比羅宮に今もある藤の木。

この藤の木は天智天皇の時代に藤原鎌足が、家門の隆昌と子孫の長久を祈るため、自ら植えた藤なのだそう。

崇徳天皇はこの藤の木がお好きで、ご寵愛の阿波内侍(あわのないし)をこの地に住まわせたと言われています。

そして、阿波内侍は、崇徳天皇が悲劇的な最期を遂げた後も、この地で崇徳天皇のご冥福を祈り続けました。

その祈り続けた場所がこの安井金比羅宮となります。

1.3 ご神徳

(写真=たびこふれより引用)

崇徳上皇は讃岐に配流されている間、一切の欲を断って金刀比羅宮にお籠りされたことから、安井金比羅宮は悪縁を断ち良縁を結ぶ神様と呼ばれています。

それは何も人と人との縁だけに限りません。

自分の中にある病気や怠惰心、欲望や執着心も悪縁です。

自分の中にあるそのような気持ちを断ち切りたいという方はぜひ神様にお力をお貸しくださるようお願いしてみてはどうでしょうか?

そうすれば、自分の中によい気持ちが生まれ、運も開けてくるかもしれません。

また、大物主神(おおものぬしのかみ)は道開きの神様と言われ信仰されています。ゆえに、交通安全のご神徳があります。

また、香川県にある金刀比羅宮は海上交通の神様でもあるので、船でどこかへ出かける人やマリンスポーツを楽しまれる方が参拝に訪れることも多いそうです。

2. 安井金比羅宮へのアクセス

(写真=たびこふれより引用)

安井金比羅宮へのアクセス方法について説明します。

JR京都駅からは、市バス206系統北大路バスターミナル行きに乗ってバス停・東山安井で下車し、徒歩ですぐ着きます。

京阪電車祇園四条駅からは徒歩11分。駅から地上に出たら、八坂神社の方へ向かって東に歩き、八坂神社の前の東大路通を右へ進むと左にあります。

阪急電車京都河原町駅からも徒歩約11分です。

3. 縁切り縁結び碑とは?

(写真=たびこふれより引用)

こちらは縁切り縁結びの碑です。

2つの五角形の石が合わさった碑で、その合わさった石と石の間に、神様のお力が注がれます。

縁切り、縁結びの願いを託した札がここに貼られます。

4. 縁切り縁結び碑の参拝方法

(写真=たびこふれより引用)

縁切り縁結び碑の参拝方法について説明します。

まずは、形式授与所にある「形代(かたしろ)」(上記写真)と呼ばれるお札に願い事を書きます。

自由に書いて大丈夫です。書き方に決まりはありません。

ペンもおいてあるので、ここで願い事を書きましょう。

一枚に複数の願い事を書いてもいいですし、どんな縁切り縁結びにかかわらず自由にさまざまな願いごとを書いてもよいそうです。

書いたら、一枚につき、100円ほどのお賽銭を賽銭箱に入れましょう。賽銭箱も形式授与所にあります。

(写真=たびこふれより引用)

次は、そのお札を手に持って、この碑の穴をくぐって向こう側に行きます。

そして、向こう側からまたこちら側へ戻ってきます。

穴をくぐって向こう側に行くことで悪い縁を切る。そして、こちら側に戻ってくるときによい縁を結ぶという意味があるのだそうです。

つまり、縁を切るのも縁を結ぶのも表裏一体。呼吸のようなものです。

足が悪い方や、あまりにも行列が長くて、時間のない方はお札を貼るだけでもご利益はあります。でも、本殿にはお参りしたほうがよいそうです。

5. 安井金比羅宮は夫婦やカップルで訪れても大丈夫?

(写真=たびこふれより引用)

安井金比羅宮は夫婦やカップルで訪れると別れてしまうのではないかと心配する方もいらっしゃいますが、そんなことはありません。

縁切りというのは悪縁を切り、良縁を結ぶという意味です。

そして、悪縁というのは「幸せの妨げになるものすべて」です。

それも人間関係だけとは限りません。例えば「浮気心」や「嫉妬心」「独占欲」なども相手との幸せを妨げるものになりますよね。

また前の恋人への「未練」や過去への「執着」などもそうかもしれません。

もし自分の中のそういう気持ちがあるのなら、そんな気持ちを断つと考え、安井金比羅宮に二人でお参りしてはいかがでしょうか。

安井金比羅宮の神様が二人をより幸せにしてくれるかもしれません。実際、カップルや夫婦で訪れる方も多いそうですよ。

6. 安井金比羅宮の見どころ

(写真=たびこふれより引用)

安井金比羅宮は決して大きな神社ではありませんが、多くの見どころがあります。

あますことなくお伝えしていきますね。

6.1 手水

(写真=たびこふれより引用)

東大路通り沿いの鳥居から境内に入ると、手水があります。清明と刻まれた大きな石に清らかな水が流れています。

参拝の前にまずこちらで身を清めましょう。

6.2 遥拝所

(写真=たびこふれより引用)

本殿のすぐ裏にある遥拝所。

遥拝というのは、辞書によると「遠く離れた所から神仏などをはるかに拝むこと」とあります。

この遥拝所は香川県の方向を向いていて、ここから手をあわせると、香川県にある金比羅宮を拝むことになります。

(写真=たびこふれより引用)

遥拝所の天上を見ると、方位をしめす方位磁石のようなものに「象頭山」と書いてあります。

象頭山というのは香川県の金刀比羅宮がある山のことです。

つまり、「象頭山はこちらですよ」と書いてあるのです。

遥拝所から香川県の金刀比羅宮を遥拝したら、こちらの文字も確認してみてくださいね。

6.3 金比羅絵馬館(閉鎖中)

(写真=たびこふれより引用)

神社に行くと必ず目にする絵馬。願い事を書いて奉納するのがならわしですが、どうしてこの絵馬が誕生したのでしょうか。

実は日本では昔から、神様は馬に乗って降臨されると信じられてきました。

それで祈願や神事のときには、昔は生きている馬を神様にお捧げしていたのです。

それが、時を経るごとに、土で作った馬になり、木馬になり、やがて、板に馬の絵を描いて奉納するようになりました。これが絵馬の由来です。

安井金比羅宮には絵馬堂があり、昔から数々の絵馬が奉納されています。江戸時代後期のものが多いようです。

誰が描いたものかといえば、名前もわからない作家のものがほとんどだそうですが、それでも絵馬堂にて大切に保管されてきたそうです。

昭和51年、絵馬堂は、歴史ある佇まいをできるだけそのままに金比羅絵馬館として改築されました。

そして、参拝者が絵馬の歴史を身近に感じられる絵馬の美術館になりました。ただし、残念ながら、建物の老朽化のため金比羅絵馬館は現在閉鎖中で再開時期は未定です。

(写真=たびこふれより引用)

このように安井金比羅宮は絵馬と深いつながりのある神社で、鳥居から絵馬堂へと続く道は「絵馬の道」と呼ばれています。

(写真=たびこふれより引用)

また、落語家をはじめとする関西の有名人が書いた絵馬がこうして境内に飾られていています。こちらは鑑賞可能です。

6.4 金比羅会館

(写真=たびこふれより引用)

取材時、金比羅会館には桂米朝さんの提灯が掲げてありました。

神社の方に聞いたところによると、安井金比羅宮で2ヶ月に1度、桂米朝一門の落語家による落語研究会が行なわれているそうです。

たまたまこの日は落語会の日で提灯を出していたということです。

ちなみにこの落語会は昭和41年からなんと50年以上も続く歴史ある落語研究会です。

おすすめの演目は、ご祭神である崇徳天皇の御歌を題材にした上方落語の演目「崇徳院」です。

偶数月の上旬に行われているそうなので、興味のある方は桂米朝さんの事務所のHPを参考にしてください。

6.5 拝殿

(写真=たびこふれより引用)

拝殿から本殿まで少し距離があります。拝殿でお賽銭を入れて鐘を鳴らしたら、そのまま本殿まで進んでください。

6.6 本殿

(写真=たびこふれより引用)

本殿には真ん中に崇徳天皇、右側に大物主神、左側に源頼政が祀られています。

(写真=たびこふれより引用)

こちらの本殿がめずらしいのは、本殿の真裏に扉があることです。

ここには階段もなく、開けるお祭りもないのになぜ扉があるのか謎だそうです。

そして、ここからお参りしてもいいそうです。

ここは神様に一番近い場所と言われているので、もし縁切り縁結びの碑にたくさん人が並んでいたら、ここからお参りしてもいいかもしれませんね。

ちなみに、縁切り縁結びの碑だけにお参りして帰る人もいるそうですが、本殿に神様がいらっしゃるので、本殿へのお参りも忘れずにしてください。

6.7 三玉稲荷社

(写真=たびこふれより引用)

こちらは三玉稲荷社。安井金比羅宮の末社です。

末社というのは本社に付属する小さな神社のことをいいます。

6.8 厳嶋社

厳島社という末社もあります。

ご祭神は市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)。水の神様と言われている女神様です。

6.9 安井天満宮

(写真=たびこふれより引用)

こちらは安井天満宮。「洛陽天満宮二十五社順拝所」のなかの一社です。江戸時代中後期に選定されました。

「洛陽天満宮二十五社順拝所」とは、洛中にある菅原道真を祀る天満宮の二十五社を順にまわる風習です。

取材時、神職の方が「江戸時代って最近ですからね。そう古い話ではないです」と言われ、「さすが京都の方の感覚だなぁ」と感じました。

(写真=たびこふれより引用)

こちらの狛犬は江戸時代からのものです。

石でできた狛犬としては京都市内で一番古い狛犬だそうです。

北野天満宮からの梅の献木もありました。お社を修理した時にいただいた紅梅と白梅だそうです。

6.10 久志塚(櫛塚)

(写真=たびこふれより引用)

こちらは久志塚(櫛塚)です。

安井金比羅宮では毎年9月第4月曜日に櫛祭りが行われます。

9月の第4で「クシ」また、月曜日が美容院の定休日であることから毎年この日に行われているのだそうです。

(写真=たびこふれより引用)

<写真提供:安井金比羅宮>

古墳時代や江戸時代の髪型をした女性が、その時代の装束を身につけ参列する華やかなお祭りです。

おどろくべきことにカツラではなく地毛だそうです。

お祭りでは、使わなくなった櫛が全国から集められます。その櫛にお祓いをし、感謝の念を捧げ、美容業界の繁栄や女性の活躍を祈念されます。

櫛塚の横に立っている像は吉川観方という民族学者で、この吉川観方が古い装束などを集めて櫛祭りを始めたそうです。

6.11 八大力尊社

(写真=たびこふれより引用)

八体の像が祀られているのが八大力尊社。

実はここに八体の像があるのは深いわけがあります。

明治時代以前、神仏習合が許されていた時代、つまり、お寺の中に神社があったり、神社の中にお寺があったりした時代、安井金比羅宮は蓮華光院という真言宗のお寺だったそうです。

そして、そのお寺の中に崇徳天皇を祀るお社があったそうです。

しかし、明治時代に神仏分離政策が進められるにしたがって、蓮華光院のお堂や仏像などは、嵯峨の大覚寺へ移されたのだそうです。

八大力尊社はスキルアップや基礎力の神様と言われています。逆境にたえる力を授けてくださる神様でもあります。

何かに地道に取り組みたいという方の力になってくださりそうですね。

7. 安井金比羅宮の年中行事

(写真=たびこふれより引用)

<写真提供:安井金比羅宮>

一年の年中行事のなかで一番重要な行事は秋季金比羅大祭です。

祭りは10月1日の御斎竹神事(おいみたけしんじ)から始まり、体育の日の納輦祭(のうれんさい)まで続きます。

クライマックスは体育の日の前日の神幸祭です。

まず、雅楽が鳴り響くなか、御本殿の扉を開き、宮司が祝詞を奏上します。

そのあとでご祭神がお乗りになった御鳳輦(ごほうれん)と宝船の形の花車が町内を練り歩き、今も昔も変わらない秋まつりの風景がみられます。

御鳳輦というのは、「屋根に鳳凰の飾りのある天子の車」です。

神幸祭の2日前に、大神様が御本殿よりお出になり、御鳳輦にお移りになります。

それから神幸祭までの間、御鳳輦は本殿の前にお飾りされます。

大神様が参拝者の前にお出ましになるのは年に一度、この秋季金比羅例祭の時だけです。
大神様のご神威を感じ、ご神徳をいただいてみてはいかがでしょうか。

そのほかには、毎月10日に行われる安井金比羅宮の縁日もあります。

8. 安井金比羅宮の絵馬・お守り・御朱印

安井金比羅宮の絵馬・お守り・御朱印を紹介します。

8.1 絵馬

(写真=たびこふれより引用)

安井金比羅宮のオリジナル絵馬は、藻を刈る絵が描かれたこちらの「もうかり絵馬」。

「藻を刈る」と「儲かる」の語呂合わせで、ご利益はもちろん「儲かる」です。

絵馬をよく見ると、雨が降っています。

つまり、「(お金が)降るほどもうかる」ということです。

また、絵馬には画家の名前が「一歩」と書いてあります。

その心は、「もうかるいっぽう」ということです。

ぜひ浪費癖を断ち、お金が降るほど儲かるように祈願してみてください。

8.2 お守り

(写真=たびこふれより引用)

安井金比羅宮でおすすめのお守りは、「心機一転守」です。

今までやってきた仕事をやめて転職する人、進学する人におすすめです。

新しいことを始めるときや、今までとは違う道に進むときには不安がつきものです。

そんな時、神様が見守ってくださると思うと、心強い気がしませんか?

(写真=たびこふれより引用)

また、縁切りと縁結びがペアになったお守りも人気です。

縁切りと縁結びは、ふたつでひとつ。そんなことを折にふれて思い出すことができるお守りとなるかもしれませんね。

また、京都に海はないのですが、香川県の金刀比羅宮の神様をお祀りしているため、水難除けのお守りもあります。

ちなみに縁結びのお守りなどはカバンに入れたり、引き出しにしまったりしても大丈夫ですが、水難除けのお守りだけは肌身離さず持っていないといけないそうです。

船などに乗る際は、紐を通して首からかけましょう。

8.3 御朱印

(写真=たびこふれより引用)

御朱印はこちら。初穂料300円。

右上に金毘羅宮の「金」と書いた宝船の判子が押してあります。江戸時代の金刀毘羅宮への乗り合い船を宝船として描いたものだそうです。

神社の御朱印で宝船が描かれているのはとてもめずらしいことです。

また、御朱印帳には安井金比羅宮ならではの藤の絵が描かれています。

8.4 おみくじ

神社参拝にはつきもののおみくじ。

(写真=たびこふれより引用)

安井金比羅宮にはおみくじが2種類あります。黒いほうが普通の紙のおみくじです。白いほうが自分の持っている悪縁度がわかる「縁みくじ」です。

筆者は「縁みくじ」をひきました。

(写真=たびこふれより引用)

色鮮やかでとても美しいおみくじです。手帳にそっと忍ばせたくなります。

(写真=たびこふれより引用)

結果は「中吉」。悪縁度は25%でした。

8.5 授与所

(写真=たびこふれより引用)

絵馬、おみくじ、御朱印、すべてこちらの授与所で受け付けています。

しかし、お守りばかりに頼ってはいけません。

人が『こういうふうになりたい』『こうしたい』と、願って努力するからこそ、神様は助けてくださるのであって、人が何も努力しないのに、助けてくれることはありません。

人の努力と神への祈りは自転車の両輪のようなもので、どちらも必要なものですと神職が教えてくださいました。

9. 安井金比羅宮の周辺

(写真=たびこふれより引用)

祇園のほど近くにある安井金比羅宮の周辺には、見どころがたくさんあります。

東大路通をはさんで向かい側の路地を入るとこんな京都らしい風景が見られます。

この辺りには有名なコーヒースタンドやカフェも多いので、参拝が終わったら一休みしてみてもいいかもしれませんね。

また、東山界隈には「建仁寺」「八坂神社」など、有名な寺社もあるので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

10. 安井金比羅宮の基本情報

(写真=たびこふれより引用)

最後に安井金比羅宮の基本情報をお届けします。

安井金比羅宮の基本情報

  • 住所: 京都府京都市東山区東大路松原上ル下弁天町70

     

  • 開門時間: 本殿および縁切り縁結び碑への参拝は24時間可能、

         ただし、授与所は9:00~17:30
     

  • 定休日: 年中無休
  • 電話番号: 075-561-5127
  • FAX :075-532-2036
  • 料金: 境内自由
  • 駐車場: 参拝者は30分無料。その後30分ごとに200円

     

  • 車でのアクセス:

    ・名神高速道路 京都南IC出口より国道1号線、九条通、東大路通を経て約30分
    ・名神高速道路 京都東IC出口より五条通り、東大路通を経て約20分
     

  • 電車のアクセス:

    ・JR新幹線、東海道線、近鉄電車からのアクセスは、京都駅から京都市バス206系統北大路バスターミナル行きで「東山安井」下車すぐ
    ・京阪電車「祇園四条駅」から徒歩10分
    ・阪急電車「河原町駅」から徒歩15分
     

  • HP: 安井金比羅宮

※この記事は2020年12月に取材した記事です。期間限定の情報もありますので、最新情報は公式HPをご確認ください

 

文・写真若林佐恵里/提供元・たびこふれ

【関連記事】
避暑地アッター湖で、クリムトセンターと「クリムトの庭園」を訪ねる
ベルリン郊外に残るベルリンの壁跡地でハイキングやサイクリングを楽しむ
高速列車「あずま」で東海岸を行く、ロンドンーエディンバラ間鉄道の旅
【北海道】異国情緒溢れる街・小樽に行ったら、たくさんの笑顔に溢れていた。
ハワイ・ハレイワタウンでランチをするなら?食べたい内容別のおすすめ5店を紹介