ニールズヤード レメディーズは6月7日、東京・表参道のニールズヤード グリーンスクエアへ本社を移転した。新本社のデザインコンセプトは「都心に自然を持ち込む」で、屋内外両方に自然素材やグリーンを多く取り入れている。リモートワークを導入しながら、「人と人との絆」と「高揚感」を感じられるオフィスとして完成した。都内を一望できる屋上にはハーブガーデンが併設され、ブラウンライスへの「農場から食卓へ」を意味するFarm to Tableを実現。つる棚も設置され、屋外でのデスクワークにも対応している。また、鷺森アグリがアートディレクターを務めた階段壁画には、ニールズヤードの「目に見えない部分の健やかさは、目に見える美しさを生み出す」というメッセージが込められている。新本社の電力は全て再生可能エネルギーが採用され、壁には奈良県吉野の杉の間伐材やリサイクルウッドが使用されるなど、可能な限り環境への負荷を減らす配慮がなされている。さらに、環境だけでなく社員の健康も考えられており、体内時計を整える調光機能付きの照明が導入された。屋上では社員向けにヨガや酵素浴などのイベントが開催される予定で、社員一人ひとりの心身の健康が尊重されている。
イギリスの北ドーセットの本社や店舗ではより高水準の環境配慮がなされており、雨水や雑排水のトイレでのリサイクルや、空気熱利用ヒートポンプ、ソーラーパネルが採用されている。二酸化炭素排出量を最小限に抑えた本社オフィスは、環境負荷を最小限に抑えて設計されている。こうしたオフィス環境への考え方は、自然派コスメの代表ブランドであるニールズヤードならではである。
文・西岡愛華/提供元・SEVENTIE TWO
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