「アディダス(adidas)」は、サステナブルの代表とも言える着物を媒体としたアートワークでグローバルに活躍する日本人アーティストの高橋理子とのコラボレーション「HIROKO TAKAHASHI COLLECTION」を6月11日より販売を開始した。今回のコレクションでは、高橋理子を象徴する円のみで構成されたグラフィックをすべてのアイテムに配している。大胆かつ洗練された美しいグラフィックは、無数の個性が刺激し合い、共鳴し、波紋のようにどこまでも広がっていく力強さを感じさせるものだ。
本コレクションでは、日本ならではのアイテムである法被や浴衣を模した ハッピジャケット(8789円)やユカタジャケット(8789円)、キッズ用のジンベイ セットアップ(7689円)をはじめ、ランニングやスイム、ゴルフなど、多様なカテゴリーを横断。また、スーパースターやスタンスミスなどのアイコニックなスニーカーへも展開し、キャップやサコッシュなどの小物も含め、全89種のアイテムを揃えている。日本を中心に世界各国のアディダスオンラインショップでも販売され、性別・国籍・世代を問わず、スポーツシーンからストリートまで幅広く楽しめるコレクションとなっている。
高橋理子はこのコラボレーションについて、「『制約から生まれる無限の可能性』をテーマに、正円と直線という最低限のモチーフで表現を続けています。円というかたちは、性別や世代、国籍、人種、あらゆる枠組みを超えて存在する普遍的なもの。このコレクションでは、人と人とのつながりや循環、再生、無限の広がりを感じさせる円が幾重にも連なったグラフィックを、多様なアイテムに展開しています。中でも、法被や浴衣のように直線的なシルエットのジャケットは、着物をはじめとした、日本の合理的で無駄のないもの作りに宿る精神性に共感したアディダスとの取り組みだからこそ生まれた日本らしいアイテム。スポーツウェアの枠を超えて、誰もが自由に楽しめる、このコレクションを象徴するものとなりました」とコメントしている。
文・三澤さくら/提供元・SEVENTIE TWO
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