原作が人気であればあるほど、ファンの厳しい目が光り、時にぼこぼこに叩かれることもある漫画・アニメの実写化。そんな中、エンタメメディアの「ciatr(シアター)」によるアンケート調査で、「実写化が成功したと思う作品」のランキングが判明した。3位「カイジ」2位「銀魂」を抑えて1位に輝いたのは、現在も実写映画の最終章が公開されているあの作品だった。
ファンも納得の第一位は、驚異的アクションが目を見張るあの作品
アンケートは漫画・アニメ好きの10~50代の男女300名に実施。「実写化が成功したと思う作品は?」との質問に対して、38%の票を得た「るろうに剣心」が堂々の1位を獲得。理由としては、「るろ剣の圧倒的なまでの徹底した作り込み要素の多さには胸を震わせるものがあるから(20代)」、「るろうに剣心(原作)に近いビジュアルやストーリーで良かった(30代)」などが挙げられた。
同作品は現在、原作の「人誅編」をベースとした最終章2部作「るろうに剣心 最終章 The Final」、「るろうに剣心 最終章 The Beginning」が同時上映されており、シリーズ累計動員は1,000万人を超えるなど実写化の成功例として語られる。映画版るろ剣の公式noteの記事によれば、そもそも原作の漫画終了から13年も経ってから実写化された理由は「ようやく緋村剣心を演じられる役者が現れたから」だそうで、主演である佐藤健のビジュアルが実写化成功のカギとなったことは間違いないだろう。