森ビルは6月11日、新型コロナウイルスワクチンに関する政府方針の発表を受け、同社が管理・運営する六本木ヒルズ、虎ノ門ヒルズ、アークヒルズの3つの商業施設を接種会場として使用し、ワクチンの「職場接種」に協力すると発表した。政府から配布されるモデルナ製ワクチンを使用し、実施期間は6月21日から9月27日までを予定している。接種対象者は、同社とグループ会社の社員とその家族の約7000名に加えて、3つの商業施設の管理・運営に関わる協力会社のスタッフや、同施設にオフィスを構えるテナント企業のワーカー、住宅居住者、商業店舗で働くスタッフなども含め、合計約10万人になる。六本木ヒルズには、「グッチ(GUCCI)」や「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」「バレンシアガ(Balenciaga)」「カルティエ(Cartier)」などの店舗や、ゴールドマン・サックス証券やメルカリなどのオフィスが入居している。また、森ビルは港区からの要請を受け、3会場の中で最も規模の大きい虎ノ門ヒルズを、週末に実施される自治体接種会場として提供することを決めた。虎ノ門ヒルズが、平日は森ビルの職域接種として使用し、土日は港区の住民接種会場として使用する予定だ。

文・高村 学/提供元・SEVENTIE TWO

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