今日、世界各国の宇宙開発機関や民間企業が、火星有人探査に向けた具体的な計画を進めている。 オーストリア宇宙フォーラム(OeWF)が行っている“アマディ”と呼ばれるミッションもそのひとつだ。
同機関が2021年10月よりはじめる火星探査の擬似実験“アマディ 20”をサポートするため、これまでに数々の宇宙開発に貢献してきたフォルティスがミッションウオッチを開発した。
実はフォルティスがこのミッションをサポートするのは、今回がはじめてではない。
18年に実施されたアマディ 18でも同じようにミッションウオッチが製作されており、今作ではこの経験を踏まえ、よりミッションで重要度の高い機能性に特化させているのである。
そのひとつが30分積算計の径を最大域まで広げたグランドカウンターだ。これが実験の経過時間計測において抜群の視認性と判読性を発揮すると同時に、デザインのアクセントにもなっている。
また外装にチタンを採用し、全体をグレーカラーに統一したのにも意味がある。これにより火星の強い光のなかでも反射することがないため、文字盤が読み取りやすいのだ。もちろんチタンは軽量でもあるため装着者の負担も低減される。
語れるディテールが満載
正真正銘のミッションウオッチであるオフィシャル・コスモノート アマディ 20を手に入れて、アナログ飛行士の気分を味わってみてはいかがだろうか。
【問い合わせ先】
ホッタ TEL.03-5148-2174
文◎堀内大輔(編集部)/写真◎笠井 修
提供元・Watch LIFE NEWS
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