昨今、テレワークの浸透によって都心から郊外への移住が注目を集めている。場所を選ばず働ける環境が整ったことで、ワークライフバランスの充実が図りやすくなったのが理由だろう。大阪府の中で、大阪の泉北ニュータウンも郊外であり、ファミリー層に高い人気を誇る。そこで、泉北ニュータウンならではの魅力を紹介する。郊外の移住を考えている人は、ぜひ参考にしてほしい。
泉北ニュータウンとは、大阪府堺市南区および和泉市東部にまたがるニュータウン。「泉ヶ丘」「栂」「光明池」の3地区で構成されている。各地区に泉北高速鉄道の駅が設置されているので、利便性も良い。ファミリー層に高い人気を誇っている。理由は、「緑豊かな自然環境で過ごせる」「公共施設・商業施設が充実している」などという点だろう。
魅力については、まず何といっても緑豊かな自然環境が外せない。人も少ないので、密になることも心配しなくていい。泉北ニュータウンの3地区とも、近辺に家族で過ごせる公園などがある。泉ヶ丘が荒山公園や大蓮公園、栂が西原公園や御池公園、光明池が新檜尾公園や光明池緑地などだ。場所も広いので休日に家族で過ごすなど、充実した時間を送れること間違いない。ゆったりと過ごすことができるだろう。
次に魅力なのが、自然だけでなく公共施設や商業施設も充実しているという点だ。泉ヶ丘に、図書館や病院、高島屋が巨大商業施設のパンジョ、泉ヶ丘ひろば専門店街、栂に、区役所や警察署・消防署、イオンやTOHOシネマ、光明池に、堺市立鴨谷体育館や運転免許試験場、巨大商業施設のコムボックス、ダイエーなどがある。
休日は、家族で商業施設にショッピングへ行くことも可能。駅の近くにあるので、車を所持していない人でも問題ない。公共施設も充実しているので、利便性も高いというわけだ。
このように、泉北ニュータウンは住むのに非常に魅力的な街だ。しかも、郊外なので物価も安い。ただ、人口が16万人をピークに減少の一途をたどっているほか、高齢化も問題になっている。しかし、泉北ニュータウンは大阪の中心地に近いことに加えて自然が多く静かな環境で過ごしやすい。素晴らしい街かどうかは実際に住んでみるまで分からないと思うが、少しでも泉北ニュータウンに興味を持つ人が増えてくれたらと願う。(フリーライター・saiko461)
提供元・BCN+R
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