フロントブレーキスイッチの端子から電源を取れば配線作業もDIYでできるかも

iPhoneユーザーはこれ一択!?バイクからライトニングにダイレクト充電できるDAYTONA バイク専用電源 Lightningを装着!
(画像=『Moto Megane』より引用)

バイクでスマホをナビ代わりに運用するために欠かせないのがUSBの電源である。

通常のUSB電源は充電用のコードが別に必要となるため、ハンドル周りはごちゃごちゃしがちだ。

また、常に充電用のUSBケーブルを持ち歩かなければならないのも煩わしいものである。

しかし、デイトナの「バイク専用電源Lightning」は

バイク⇨スマホ

ダイレクトな電源なので、非常に構成がシンプルになるのが特徴だ。

充電したい機器がiPhoneのみと割り切るならばそのメリットは多い。

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(画像=『Moto Megane』より引用)

商品内容は本体の他に電源取り出しケーブル、タイラップなど。基本的な取り付けであれば、これ以外に必要なものは無い。

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(画像=『Moto Megane』より引用)

Lightningコネクターは、L字タイプなので燃料タンクなどにも干渉しにくい。コネクター先端にLightningイラストが入っている。ケーブルを複数装着するならこういった識別は便利。

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(画像=『Moto Megane』より引用)

端子部分はキャップで保護されているので、荒天時や駐車保管時も雨を避けることができる。

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(画像=『Moto Megane』より引用)

配線は布網カバー付きで、普通のビニールチューブ配線のように曲がりクセが付くこともない。柔らかいので、自由な取り回しが可能。

配線加工不要な電源取り出しハーネスも付属!

車体から電源を確保するには、基本的に配線加工が必要になる。

配線加工せずに電源確保するのに最もシンプルなのはバッテリーのプラス、マイナス端子に直接接続する方法だが、これだと、バイクのメインキーをオフにしても常に電気が流れることになるので、バッテリー上がりを招く要因となる。

デイトナの電源取り出しハーネスはブレーキスイッチに割り込ませる事で電源を確保するので、メインキーがオンの状態じゃないと電気が流れない「アクセサリー電源」で簡単に接続することができる。

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(画像=『Moto Megane』より引用)

電源を取り出すための商品付属の部品。今回は写真右のエレクトロタップを使わずに配線のみを使用して電源を取ってみることにした。

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(画像=『Moto Megane』より引用)

今回はヤマハVMAXで作業実践したが、12Vのディスクブレーキ車であれば、手順は基本的に一緒である(ブレーキスイッチに平型端子の車両に限る)。

STEP1 ブレーキスイッチの端子を引き抜く

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(画像=『Moto Megane』より引用)

ブレーキスイッチはマスタシリンダー下側に付いている。まずは配線を外すが、コードではなく端子部分をつかんで引き抜く。

STEP2 2つの端子のうちどちらがプラスかを調べる

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(画像=『Moto Megane』より引用)

2本の配線のうち、どちらかにプラスの電気が入っている。メーカーごとに使われる配線色は一緒なので、サービスマニュアルなどでも判断できるが、わからない場合はテスターを使用するのが手っ取り早い。

STEP3 スイッチオンで電気が流れる方がプラス

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(画像=『Moto Megane』より引用)

テスターの赤いリードを端子に。黒いリードを車体ボディアースに当てて、メインキーONで電気が流れる方がプラスである。ヤマハのプラス線は茶色。12.3Vの電圧が確認できた。

STEP4 付属配線を装着する

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(画像=『Moto Megane』より引用)

プラスの配線に商品付属の電源取り出し配線を割り込ませる。

STEP5 マイナスの配線を接続

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(画像=『Moto Megane』より引用)

プラス電源を取り出すことができたので、次に配線を取り回しつつボディアース(マイナス)を確保する。

STEP6 マイナスは車体アースを利用する

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(画像=『Moto Megane』より引用)

一般的にオートバイや車はフレームをマイナスの電気の通り道として使っており、それをボディアースと呼んでいる。テスターをΩの位置に合わせて、バッテリーマイナス端子と充電電源のマイナスを接続したいボディの任意の場所にそれぞれテスターリードを当てて導通があるかどうかを確認できる。

STEP7 フレームのボルトと共締め

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(画像=『Moto Megane』より引用)

アースが落ちているボルトに黒線のクワ型端子を共締めする。基本的にフレームのボルトにはアースが落ちている。

STEP8 変圧器を固定する

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(画像=『Moto Megane』より引用)
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変圧器を収まりの良いところにタイラップで固定する。変圧器はまあコンパクトなので、収めるところを探すのに苦労することは無いだろうが、センス良く固定したいところ。

STEP9 ホルダーを固定する

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(画像=『Moto Megane』より引用)

Lightningコネクターを固定するホルダーをハンドルに装着する。

STEP10 使いやすい位置に固定する

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(画像=『Moto Megane』より引用)

取り回しの良さそうなところに付属のタイラップで固定する。

STEP11 コードの取り回しに気を使いたい

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(画像=『Moto Megane』より引用)

使わない時は固定しておける。充電コネクターの止まり木のようなもの。

STEP12 使わない時もスマートだ

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(画像=『Moto Megane』より引用)
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同じくデイトナのスマホホルダーと同時装着すると写真のような感じ。かなりシンプルじゃ無いですか!?

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(画像=『Moto Megane』より引用)

Lightningの端子は長さがあるタイプなので、スマホケースに干渉することなく端子がしっかり奥まで刺さる。スマホホルダーによってはコードが干渉するかもしれない。要注意!

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(画像=『Moto Megane』より引用)

バイクのメインスイッチのオンオフに連動して充電のオンオフが行われるのを確認できた。

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(画像=『Moto Megane』より引用)

充電に応じてLightningコードのLEDが点灯する。白色なので昼間はなかなか確認するのは難しい。夜であれば一目瞭然だ。

iPhoneにLightningケーブルがいつまで採用されるかはわからないが、少なくとも現状iPhoneユーザーなら、こちらの商品を選べばスマートな装着が可能だ。

アンドロイドユーザーは、同タイプのUSB type-Cもあり。こちらを選べば同じくスマートな電源確保が可能である。

DAYTONA バイク専用電源 Lightning

価格4950 円(税込)
品番15645
ポート形状Lightning
入力電圧DC12V
入力電圧範囲DC11V-16V

提供元・Moto Megane

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