韓国は、7月にも団体旅行を解禁する姿勢であるとのことです。聯合ニュースが6月9日に報じました。

新型コロナウイルス感染症のワクチンを接種した人を対象に、「隔離なし」の海外団体旅行が可能になります。なお、韓国政府は、旅行会社を通じた場合のみ団体旅行が許可されるとしています。

対象国は明確になっていませんが、韓国政府は各国の感染状況を鑑みて検討するとしています。

目次

  1. 韓国の団体旅行が7月にも解禁
    1. ワクチン接種者対象に「隔離なし」の海外団体旅行を許可

韓国の団体旅行が7月にも解禁

韓国政府が、7月にも海外への団体旅行を許可する姿勢を見せています。

国内のワクチン接種者が対象となり、旅行客は隔離措置もない状態で観光目的の渡航が可能になるということです。

ワクチン接種者対象に「隔離なし」の海外団体旅行を許可

聯合ニュースが6月9日に報じたところによると、韓国は、早ければ7月にも海外への団体旅行を許可する方針であることがわかりました。新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が完了している人を対象として、感染状況が安定している国から旅行が再開されるということです。

まずは旅行会社を通じての団体旅行のみ許可され、解禁された暁には、旅行客は隔離措置免除で海外旅行を楽しめます。なお、体温測定などの感染症対策は引き続き徹底するということです。

対象国は6月9日時点では明らかにされていませんが、時事通信は、シンガポール、台湾、タイ、米領グアム、サイパンなどを想定していると報じています。

日本では現在も厳しい水際対策が敷かれていますが、ワクチン普及など、今後の状況次第では、両国間で観光客の往来について協議されていくかもしれません。

文・訪日ラボ編集部/提供元・訪日ラボ

【関連記事】
【独自】GoTo「良い影響ある」96.7% 、菅首相に「インバウンド期待」72.5% 海外向け情報発信の適切な時期と内容は:インバウンド対策意識調査
仏・Japan Expo創立者に聞いた、日本の魅力の「ニューウェーブ」とは?【訪日ラボ独占インタビュー】
外国人に大人気「アキバフクロウ」に実際に行ってわかった、「体験」へのこだわりとインバウンド対策の秘訣とは
インバウンド業界は「第三のフェーズ」へ-より戦略に精緻さ求められる時代に
【日中比較】新型コロナで売れた・売れない商品ランキング 「口紅」明暗分かれる