夏にウール? 意外な素材が夏に最適、という話。
■夏にウールを着用するメリット
ゴールドウインが展開するブランド「icebreaker(アイスブレーカー)」は、特設ページ「#夏こそウール」をオープン。一般的には冬の素材という印象が強いウールについて、夏場に着用することのメリットを、機能面を通じてアピールしている。
「icebreaker」は、細く軽いメリノウールの高い機能性を活かした製品を展開している。「icebreaker」が使用するメリノウールは、ニュージーランドの南アルプス、標高1,800mで育てられているメリノ種羊の原毛で、吸湿性、柔らかい肌触りなどの特長を持った素材。
夏にメリノウールを使用した製品を選ぶメリットについては、下記の3つが挙げられる。
・衣服内温度調節機能
メリノウールが、着る人の皮膚の状態や外部の条件に応じた衣服内温度調節機能を持つ繊維であるということ。寒い時は、肌面の水分を吸収する際の吸着熱と衣服内温度が、メリノウールの細い繊維のつくり出す多くのエアポケットにため込まれるため暖かい状態が保たれるが、暑い時は、汗の蒸発による緩やかな気化冷却によって、衣服内を快適な温度に調整し、涼しい状態を保つことができる。
・臭いの発生を軽減
汗には脂肪と塩分の混合物が含まれ、これらが雑菌の繁殖を促す原因になる。メリノウールには臭いを抑制させる性質があり、さらに抗菌加工を施すことで雑菌が付着しにくく、臭いの発生が抑えられる。
・ムレにくく、サラリとした着心地
繊維自体が高い吸湿性を持つメリノウールは、汗をかく前から体が発する水蒸気を吸収して大気中に発散させる湿度調整機能を持っているため、肌面はドライで快適に保たれる。
メリノウールは、再生可能で生物分解性も備わっているためサスティナブルな素材でもある。水性汚れが付着しにくく臭いの発生を軽減できることにより、着用後に毎回洗濯をせず、数日間着続けても不快に感じにくいことを考えても、メリノウールを選ぶことは環境負荷を減らす選択肢でもあると言える。
■日常のスタイルに。メリノウールのTシャツ
メリノウールが持つ優れた機能性を日常のスタイルに取り入れられる、「icebreaker」の定番Tシャツをアップデート。襟ぐりがメリノウールのリブ仕様で、クラシックなテイストになった。
メンズは、シンプルなポケットTシャツのデザイン。ポケットには、グラスホルダーを配している。
・M 150 SS POCKET CREWE(150 ショートスリーブ ポケット クルー メンズ)
カラーは、ブリザードヘザー(BH)、ミッドナイトネイビー(MI)、ピカンテ(PI)、ストロー(ST)の4色展開。
素材には、メリノウールをナイロン芯に巻きつけたコアスパン糸を採用しており、擦り切れや引き裂きに対する強度が向上。トレッキングなどのアウトドアでも活用できる機能を備えた1着を、普段のコーディネートに使いやすい仕様に仕上げた。
汗をかいても爽やかに、アクティブな夏が過ごせそうだ。
文・冨田格/提供元・IGNITE
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