ディズニーが見出した新たな映像作家たちの作品に会える。
■「発見」がテーマ、多様性と創造性豊かな短編映画
ウォルト・ディズニー・カンパニーは、2019年に多様なバックグラウンドを持つ新世代の映像作家を発掘・支援し、彼らの個性的な視点で描かれた短編作品を世界に配信するプロジェクト“Disney Launchpad:Shorts Incubator”(ディズニー・ロンチパッド:ショーツ・インキュベーター)を立ち上げた。
このプロジェクトは、様々なバックグラウンドを持つ新世代の映像作家を“Launchpad(=発射台)”プロジェクトで支援することで、多様性のある作品を増やしていくことを目的としている。
第1弾に応募し、選出された6名の映像作家が「発見」をテーマに描く、多様性、創造性豊かな約20分のオリジナルストーリーを、6月4日(金)よりディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」にて初公開する。
第1弾には 米国の1,100人を超える映像作家から応募があり、様々なバックグラウンドを持つ6名を選出。
彼らは、2020年初めからこのプロジェクトに参加し、ディズニープラス、ルーカスフィルム、マーベル・スタジオ、ピクサー、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオなど第一線で活躍するクリエイティブ・エグゼクティブによる脚本開発、メンタリング、授業などの制作支援を受けた。
(上段:左から)モキシー・ペン、ハオ・ズン
(下段:左から)アクサ・アルタフ、アン・マリー・ペイス、ジェシカ・メンデス・シケイロース、ステファニー・アベル・ホロヴィッツ
■第一弾6作品のラインナップ
『リトル・プリン(セ)ス』 監督:モキシー・ペン
バレエが大好きな7歳の中国人の少年・ガブリエルと、同じ小学校に通う中国人のロブは友達になる。が、ロブの父はガブリエルの「女の子らしい」言動に疑問を示し、2人の友情を引き裂こうとする。
『若きバンパイアの憂鬱』監督:アン・マリー・ペイス
メキシコ系アメリカ人で、半分人間・半分バンパイアのヴァル・ガルシアは、人間の世界でもモンスターの世界でも自分の正体を隠している。が、人間の親友がモンスター学校に迷い込んできてしまい、ヴァルは自分自身と向き合うことを決意する。
『トラになろう』 監督:ステファニー・アベル・ホロヴィッツ
母親を亡くした悲しみを乗り越えられないアヴァロン。4歳の子供の子守をするうちに、意外にも悲しみが少しずつ癒やされていく。
『ディナーをどうぞ!』 監督:ハオ・ズン
全寮制のエリート学校に通う中国人留学生は、まだ留学生が誰も採用されたことがないリーダー役の試験に挑戦し、努力ではその役を勝ち取れないと気付く。
『最後のチュパカブラ』 監督:ジェシカ・メンデス・シケイロース
文化が存在しなくなった世界。伝統を守ろうと奮闘する孤独なメキシコ系アメリカ人の女性が、知らず知らずのうちに古代の生き物を呼び出してしまう。
『イード』 監督:アクサ・アルタフ
イスラム教徒でパキスタン人の移民のアミーナは、イードの日、学校を休めないと知る。ショックを受けたアミーナは、イードを休日にするため署名活動を始める。
若き才能たちの意欲的なアイデアが、問題意識と娯楽性を兼ね備えた作品に仕上がった。ショートフィルムなので、短い移動時間でも気軽に鑑賞できる。
文・冨田格/提供元・IGNITE
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