今回はマツダ 初代RX-8(SE3P型)の長所についてご紹介します。

初代RX-8はセンターピラーをなくすことで観音開きスタイルのドアを採用し、乗降性を確保しています。その上でクーペ風のスポーティなフォルムを実現していることが最大の特徴と言えます。

そんなRX-8にはどのような長所があるのでしょうか。

マツダ 初代RX-8に搭載されているロータリーエンジンは小排気量ながら大きな出力を発生

マツダ 初代RX-8(SE3P型)の長所を解説!スポーツカーでありながら快適な装備が充実
(画像=『CarMe』より引用)

マツダ RX-8最大の売りはなんといっても、マツダが独自に開発を続け熟成を重ねてきたロータリーエンジンからでしょう。

RX-8に搭載されているロータリーエンジン RENESISの評価はとても高く、イギリスのインターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー2003を受賞しています。

RX-8は最高出力158kW(215PS)/7,450rpm、最大トルク216Nm(22.0kgm)/5,500rpmの性能を誇っており、1,308ccという小排気量でありながら大排気量スポーツカーにも引けをとらないパワーを有しています。

ロータリーエンジンは、おむすび型のローターが回転することで吸気・圧縮・爆発・排気を行っており、ローター1回転あたり3回の爆発が発生します。それにより、1回の回転で得られるエネルギーが同排気量の4ストロークエンジンよりも大きく、小さい排気量でも高出力を生み出します。

排気量が1,308ccであるRX-8のロータリーエンジンは、4ストロークエンジンに換算すると2,600cc に匹敵すると言われています。税制上では2,000ccクラスのエンジンとして分類されるため、2,600ccクラスのパワーを持ちながら税金は安いというお得なエンジンでもあります。

マツダ 初代RX-8は快適な装備が充実している

マツダ 初代RX-8(SE3P型)の長所を解説!スポーツカーでありながら快適な装備が充実
(画像=『CarMe』より引用)

マツダ RX-8の装備について解説してまいります。

「Type E」はフルオートエアコンやパワーウィンドウ、本革巻ステアリングや革シートが標準装備されています。フルオートエアコンは設定している温度に合わせて自動で風量を調節してくれるため、夏場の暑い時期や冬場の寒い時期にも快適な室内を実現してくれます。

ステアリングは本革巻となっていますが、チルトステアリングも備わっており、ドライビングポジションに合わせてステアリング位置を自由に調節可能です。

さらに、革シートもパワーシートとなっており、自由なドライビングポジションの調節を可能としてい ます。

また、この他にもUVカットガラスやプライバシーガラスも標準装備されています。UVカットガラスは日差しの強い時期などに紫外線をカットしてくれるため、日焼け対策に嬉しいです。プライバシーガラスは外から室内を見えにくくするもので、その名の通り、プライバシー保護に役立ちます。