LINE株式会社が運営する、スマホ専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」が、日本全国の高校生を対象に、マンガを読む頻度や好きなマンガ雑誌などについて調査をした。最近、高校生に限らず電車内でマンガ雑誌を読む姿を見かけなくなったが、実際のところ、何が人気で、どこで読んでいるのだろう。今回の調査では、紙・電子を問わず「週刊〇〇」や「月刊〇〇」のように、一冊に複数の作品が掲載されているマンガ雑誌を対象にしている。
第1位は予想どおり、「友情」「努力」「勝利」がキーワードの少年誌
そもそもどれほどの人が読んでいるのだろう。調査結果によると「マンガはまったく読まない」という高校生は約18%で、80%以上は多かれ少なかれマンガを読んでいた。この「読んでいる」と回答した約80%のうち、「マンガ雑誌は読まない」と回答した人が約55%と過半数を占めている。単行本で読む人が多いというわけだが、展開が気になって「次号まで待てない」と心待ちにする、あの感じを体験していないとは……。
さて、本題の人気のマンガ雑誌だが、男女ともに1位についたのは「週刊少年ジャンプ」。2位以下に大きく差をつけ圧倒的な人気ぶりだ。女子高生は2位が「りぼん」、同順で「別冊マーガレット」、4位が「ちゃお」という結果に。一方男子高生の2位は「週刊少年マガジン」、3位が「週刊ヤングジャンプ」だった。また、「週刊少年マガジン」や「週刊少年サンデー」「週刊ヤングジャンプ」などの少年誌は、女子高生のランキングにも上位に入っており、別冊マーガレットに限っては男子高生の10位にランクインしていた。