ワーケーションが普及し始めたことで、その深化も進んできているようだ。

地域と共生する宮古島の離島カフェで、暮らすようなワーケーション
(画像=『IGNITE』より引用)

■宮古島に新たなコリビングがオープン予定

沖縄県宮古島市の「離島未来ラボ」は、内閣府の令和3年度沖縄テレワーク推進事業に採択され、離島域におけるテレワーク・ワーケーション推進による関係人口増と新たな観光サービス構築を目的に、沖縄県宮古島市の来間島にあるカフェ「島茶家ヤッカヤッカ」の敷地内にワーケーション施設「ヤッカヤッカコリビング」を整備し、2021年度中にサービスの提供を開始する。

地域と共生する宮古島の離島カフェで、暮らすようなワーケーション
(画像=『IGNITE』より引用)

近年、全国的にテレワークへの関心が高まる中で、宮古島市でも多種多様なサテライトオフィスやコワーキング施設が増えてきた。

その施設を利用する当事者でもある「離島未来ラボ」のメンバーは、このように考えた。

まず、利用する側であるテレワーカーとして、

「こんなワークプレイスが素敵だな」
「こんなコミュニティがあったら居心地いいな」

という願いをかなえたい。
またテレワーかーを迎える島民として、

「テレワーカーに来間島の良いところを知ってもらいたい!」
「島暮らしを体感して仕事の疲れを癒して欲しい!」

というおもてなしを提供したい。

そのような場を提供するのに相応しい場所として、来間島のカフェ「島茶家ヤッカヤッカ」を選んだ。

建物内のゲストハウス部分にワークプレイスとしての機能も整備し、コリビングとしてサービスを提供する。

地域と共生する宮古島の離島カフェで、暮らすようなワーケーション
(画像=『IGNITE』より引用)

「ヤッカヤッカコリビング」として整備するエリアは、元々はゲストハウスであることを活かし、宿泊機能も備わったワークプレイスとしてリニューアルする。

カフェ併設なので、食事やスイーツなども食べることができるし、カフェ内にも電源やネット回線を整備するので仕事場としても利用可能だ。

地域と共生する宮古島の離島カフェで、暮らすようなワーケーション
(画像=『IGNITE』より引用)

「離島未来ラボ」のメンバーは来間島に居住しているので、通常の旅では味わう事ができない島民との交流もアレンジする事も可能だとか。

さらに、「ヤッカヤッカコリビング」にはコミュニケーターが常駐し、ワーケーションをサポートしたり、様々なアクティビティを提供する予定。

ただ仕事をする場所があるだけではなく、来間島の魅力ををもっと深く知るワーケーションが実現できそうだ。オープンする日を楽しみに待ちたい。

文・冨田格/提供元・IGNITE

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