「Google Play」をログアウトできないときの原因と対処法
Androidスマホの設定アプリから、上記の手順でGoogle Playアカウントをログアウトしたはずなのに、なぜかログアウトできないことがある。Google Playからログアウトできない場合には、原因ごとの対処法が必要だ。ここからは、Google Playからログアウトできない場合の原因と、原因ごとの対処法を解説する。
【原因①】OSのバージョンが古い
Google Playからログアウトできない原因が、AndroidスマホのOSのバージョンが古いための場合がある。Googleではリリースから一定期間がたったOSのサポートを終了し、Google PlayなどのAndroid標準アプリの利用ができなくなる。
OSのバージョンが古くなりすぎたことが原因で、Google Playがうまく動作しなくなり、設定アプリでログアウトの操作をしてもゲームなどのアプリでのログアウトができない可能性がある。
この場合の対処法は、まずはOSのバージョンを確認して、ソフトウェアアップデートができるようであればアップデートしておこう。



【原因②】複数のアプリを起動している
複数のアプリを起動しているとメモリを大量に消費して負担をかける。スペックの低いスマホでは、スマホ全体の動作が遅くなり、フリーズしたり、アプリの不具合が発生する可能性がある。大量のアプリを開いていることが原因で、Google Playからのログアウトができない可能性がある。
アプリはホームボタンを押しただけでは画面が閉じるだけで完全終了はしない。この場合の対処法は、不要なアプリを完全終了することである。


【原因③】キャッシュが溜まっている
キャッシュとは、アプリやWebサイトを開いたときに、次回の表示を速くするために画像などの情報を一時的に保存したファイルである。キャッシュが溜まりすぎると、ストレージを圧迫してアプリの動作に不具合を起こす可能性がある。Google Playもキャッシュが溜まったことが原因で、ログアウトできない可能性がある。
Google Playのキャッシュが溜まっている場合の対処法は、Google Playのキャッシュを削除すればいい。




【原因④】スマホやアプリに不具合が生じている
Google Playからログアウトできない原因が、スマホやアプリに生じた原因不明の不具合の可能性もある。スマホを長時間使い続けているとバグが溜まり、なんらかの不具合が生じることがある。その場合の対処法は、スマホを再起動することである。再起動する対処法を行うことで、バグがリセットされてログアウトできない問題が解決する。
【原因⑤】Googleストア以外からアプリをインストールしている
Google Playからログアウトできない場合や、Google Playを確認するとログアウトしているはずなのに、Google Playアカウントと紐付いているアプリがログアウトしない場合がある。その場合には、アプリをGoogle Play以外のサイトからダウンロードしている可能性がある。
iPhoneの場合には、Apple社が運営するApp Storeを通さないアプリの利用は、脱獄というiPhoneのシステム自体を改造してしまう対処法を行わないとできない。Androidの場合も、GoogleではGoogle Playからのダウンロードを推奨している。しかし、Androidは脱獄までしなくてもGoogle Play以外の場所からダウンロードしたアプリも利用できてしまう。
Google Playからダウンロードしたアプリでなければ、Googleの正式な審査を受けていないために、スマホの動作に不具合を生じる可能性がある。こうしたアプリが原因で、Google Playからログアウトできない可能性がある。
この場合の対処法は、Google Playからダウンロードしたアプリか確認して、該当するアプリはアンインストールすることだ。

