Inazmaがプロデュースするゼロマチクリニック天神は、「新型コロナワクチン廃棄ゼロサポーターズ福岡(通称:ゼロサポ)」を5月31日にスタートした。

新型コロナワクチン廃棄ゼロを目指す仕組み、福岡で開始
(画像=『BCN+R』より引用)

 ゼロマチクリニック天神は、福岡市で新型コロナワクチンの接種を行っている。今回、ワクチンの余剰が出た際、あらかじめLINEで登録した人に、速やかに連絡し、希望者にワクチン接種を行う仕組みとしてゼロサポを導入。福岡市民を対象に、サポーター(登録者)を募集する。

 高齢者を対象に、福岡市内で使われているファイザー製のワクチンは、希釈してから6時間以内に接種する必要がある。何らかの事情でキャンセルが発生した場合、限られた時間の中で接種する人を見つけなければ、余剰のワクチンは廃棄することになる。貴重なワクチンの廃棄を限りなくゼロに近づけようと、ゼロマチクリニック天神では余剰ワクチンが出た時に、ゼロサポを通じて連絡し、新型コロナワクチンの接種が受けられるようにした。

 登録は、LINEでゼロサポを友達追加すると、メッセージから必要な登録フォームへのリンクが送られてくるため、それをたどって氏名や住所など、数項目の記入だけで完了する。余剰ワクチンが出ると、登録した人の中から、優先順位に従って通知。時間までに天神の接種会場までくることができる場合、その旨をメッセージすれば、その中からスタッフが年齢などの優先順位を決めて連絡する。

 応募できるのは、福岡市在住の人。なお、ワクチンはファイザー製となる。

提供元・BCN+R

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