PayPay残高を銀行口座に出金することも可能だが……

PayPayのアカウントを削除する前に“PayPay残高を全部使い切ろう”と説明したが、実は「PayPayマネー」なら銀行口座への出金も可能となっている。しかし、その条件は厳しいのでここで確認しておこう。まず、PayPayで本人確認を伴う銀行口座を登録すると、PayPayマネーを100円単位で銀行口座に出金可能となる。PayPay銀行なら手数料無料で出金できるが、それ以外の銀行口座へは出金手数料が100円かかる。しかも、PayPayで本人確認したあとに銀行口座、セブン銀行ATM、ローソン銀行ATM、ヤフオク!・PayPayフリマの売上金からチャージした「PayPay残高」のみが「PayPayマネー」となり、本人確認の手続き前から保有しているPayPayマネーライト、PayPayボーナス、PayPayボーナスライトは「PayPayマネー」になることはないのだ。

また、現状PayPay残高には「PayPayマネー」「PayPayマネーライト」「PayPayボーナス」「PayPayボーナスライト」の4種類があり、キャンペーンなどで付与される「PayPayボーナスライト」だけは60日間の使用期限がある点には注意したい。

8.PayPayアプリを削除するとPayPay残高はどうなるの? 削除する前の注意点など解説
PayPay残高には大きく分けて電子マネーの「PayPayマネー」とキャンペーンなどでもらえるポイント「PayPayボーナス」の2種類がある。このうち出金可能なのはPayPayマネーのみだ (画像=『オトナライフ』より引用)

いかがだろうか? PayPayアカウントを削除するのは簡単だが、PayPay残高を使い切るのは意外と面倒くさい。PayPay残高を使い切る方法については→こちらを参考にしてほしい。なお、PayPayアカウントを解約すると、電話番号も削除されてしまうため、もう一度再登録したいと思っても一旦削除した電話番号は180日間は利用停止になる。その間は同じ電話番号では登録できないので注意しよう。

文・塚本康裕/提供元・オトナライフ

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