「ジンズ(JINS)」が4月に立ち上げ早くも人気を博しているサングランスブランド「ジンズ アンド サン(JINS&SUN)」は、6月5日の環境の日に先駆けて、5月27日に「ジンズ」初となる生分解度の高いバイオプラスチック素材を使用した、クラシカルで高感度なデザインフレームの新シリーズ「クラシック(CLASSIC)」を発売する。「ジンズ」一部店舗とオンラインショップにて販売され、価格は5,500円。
「クラシック」は、伝統的で高感度なデザインにこれからの時代のための新しい素材や技法を付加価値として提案する、「今」という時代の価値観を体現するコレクション。最大の特徴は、植物を主原料とした、通常のアセテートよりも微生物による生分解度が高いバイオプラスチック「M49」を使用している点である。「M49」は高品質で美しい素材を生産することで世界中にファンを持つ、イタリアの老舗アイウェア生地メーカーのマツケリ社が開発した素材で、環境に優しいだけでなく美しい光沢と透明感、心地よい手触りと滑らかな表面などを兼ね備えた高品質素材だ。「ジンズ」にとって初のサステナブルな商品は、品質も両立させながら幅広い世代で手に取りやすい価格で販売される。流行に左右されず、メンテナンスを行いながら長く愛用できる特殊素材が採用された点も特徴だ。トレンドをファスト消費せず、ともに年齢を重ねながら、いつか環境負荷を最小限に抑えて自然に返す、製品ライフサイクル自体を大切にしたアイテムである。
「クラシック」は、“木組み”から着想を得た丁番フロント構造になっており、単一素材に分解・分別することが可能である。また、細かく分解できることでこれまでにない細やかなメンテナンスが可能になり、長く愛用することができる。フレームシェイプはクラシカルな「ボストン」「ウエリントン」「サーモント」の3型。3型とも太く重量感のあるボールドなデザインで、「M49」を採用することで軽量樹脂素材では難しい奥行きのある色の深みと艶の経年変化を楽しむことができる。また、新機構のフロント構造の丁番はかけ姿を引き締めるアクセントパーツとしての役割も果たす。
文・SEVENTIE TWO/提供元・SEVENTIE TWO
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