ジャパンアートとレザーのコラボレーションを手掛ける「創悦(そうえつ)」から、将棋とジャパンレザーの魅力を存分に楽しめる、ユニークなバッグが登場した。
■日本の皮革製品を海外へ
創悦は、クイーポが代表を務める日本皮革デザイン促進委員会が手掛けるブランド。
経済産業省の「皮革産業振興対策事業における皮革産業高付加価値化事業」に取り組み、フランス、イタリア、中国、タイなど国内外で日本の皮革製品を広報し、海外市場の開拓と国内市場の充実を図ることを目的として活動している。
3月には、神楽坂のラリアンスにてインスタレーションと展示会「SOUETSU XHIBITION 2021 JAPANESE LEATHER QUALITY〜日本の心・日本の技術&遊びからスポーツへ〜」を開催した。
ショーでは、モデルが植物性タンニンなめしのナチュラルなヌメ革やピッグスキンを用いて製作したフルレザーウェアを着用。
展示では、葛飾北斎の代表作「神奈川沖浪裏」を高精細なインクジェットでプリントしたレザーバッグや、羽子板、オセロ、福笑いが収納できるPLAYバッグ、オリジナルの総波柄や漢字モノグラムのバッグなど紹介した。
■全て牛革製のユニークなトートバッグセット
「創悦」では、遊び、スポーツ、アートを切り口にジャパンレザーの魅力を発信してきたが、今回あらたに「PLAY(遊びの)バッグ」シリーズとして「将棋トートバッグセット」を発売する。
将棋盤、駒、収納ケース、さらに持ち運ぶトートバッグと、すべてが牛革製。自然由来の植物性タンニンで、じっくりとなめされた国産の牛革を使用し、使うほどに色艶が増すヌメ革の魅力が存分に味わえる。
内ポケットもありバッグ単体としても使用できるシャープな印象のトートに、盤と駒がすっぽりと入る、ポータブルなデザインに仕上げた。
駒の文字は革にレーザーによる焼き付。ひと駒ひと駒、革を何層にも積み上げ、木製の駒さながらに磨きをかけて仕上げる職人の技と手仕事の結晶だ。インテリアやカンバセーションピースとして活躍するだろう。
完全受注生産で、価格は198,000 円(税込)。クイーポオンラインにて受付しており、7月上旬より販売を開始する予定だ。
自社工房の職人による完全ハンドメイドで、素材、作りともメイドインジャパン。こだわりが詰まったユニークなバッグ、気になる人はぜひチェックしてみてはいかがだろうか。
文・Goto/提供元・IGNITE
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