Android端末が起動しない・電源が入らないといった症状でお困りではないだろうか。Android端末が起動しない・電源が入らないときの対処法について解説するので、Android端末の動作でお困りの方はぜひ本記事を参考にしてほしい。
【Android】起動しない/電源が入らないときの対処法

Android端末が起動しない・電源が入らないといった症状でお困りではないだろうか。本記事では、Android端末が起動しない・電源が入らないときの対処法について解説する。Android端末が起動しない・電源が入らないときの対処法にはいくつか考えられる対処法があるので、それぞれの対処法について原因と合わせて解説していく。
【対処法①】スマホを強制再起動する
Android端末が起動しない・電源が入らないときの対処法としてスマホを強制再起動させる方法がある。Android端末が起動しない・電源が入らないといった症状のときには実は、画面が表示されていなくてもAndroidだけは起動している場合がある。
このようなときや、画面が表示されるもののAndroid端末を操作できないときには強制再起動を行うことでAndroid端末が正常に起動する事があるのだ。
強制再起動を行う対処法について、実際の操作写真を交えて解説するので参考にしてほしい。なお、強制再起動を行う対処法を行っても、Android端末を強制再起動できない場合には、スマホのバッテリーが完全に放電している可能性があるので、強制再起動に失敗した場合には次に紹介する対処法でバッテリーの充電を行ってみよう。

【対処法②】純正の充電器で1時間以上充電する
Android端末が起動しない・電源が入らない場合、Android端末のバッテリーが完全に放電してしまっている可能性がある。その場合、Android端末のバッテリーは深い放電状態になっているため、充電を行ってもすぐには電源が入らない状態が続く。また、純正充電器以外の充電器で深い放電状態のバッテリーを充電しても、充電の際の電圧・電流不足で深い放電状態のバッテリーは充電できない事がある。
そのため、Android端末の強制再起動を行っても起動しない・電源が入らないときには純正の充電器を利用して少なくとも1時間は充電状態にしてみよう。これによってバッテリーが充電される状態になれば、Android端末が起動できる可能性がある。
なお、バッテリーにとって深い放電状態は非常に負荷がかかるものであり、バッテリーの故障につながる状態である。そのため、長期間充電されずに深い放電状態で放置された状態のAndroid端末の場合、バッテリーが故障している可能性がある。バッテリーが故障している場合、端末によっては充電器からの給電で起動できる場合があるが多くの端末では、起動できない・電源が入らない状態になる。また、起動できたとしてもバッテリーの故障でAndroid端末のバッテリー駆動ができない場合や突然電源が落ちることもあるので、深い放電状態から充電して電源が入ったAndroid端末を利用する場合、作業中は充電器をつなげたままにしておくことをオススメする。
また、長期間Android端末を保管する場合にはバッテリーへの負荷を軽減するために満充電と深い放電状態を避けてバッテリーを70%程度の充電状態にしておくとよく、定期的な充電・放電を行うことも有効だ。
【対処法③】セーフモードで起動してみる
Android端末が起動しない・電源が入らないときには、セーフモードで起動する対処法を試してみよう。この対処法はAndroid自体に不具合が発生している場合に有効である。
セーフモードとは、Androidのシステム自体に不具合が発生した際にそれらを特定・リセットするために利用するモードであり、通常の起動方法ではセーフモードに入らないので注意が必要だ。
なお、Android端末をセーフモードで起動するには一時的にAndroidが起動できる状態でなければならない。そのため、この対処法はAndroid端末が起動しない・電源が入らないといった症状が間欠的に発生する場合に利用できる。



【対処法④】リセットボタンを押してリセットする
Android端末にリセットボタンがある場合、リセットボタンを押してAndroid端末をリセットする対処法がある。Android端末の中にはリセットボタンがあり、これらの端末でこの対処法を行い、リセットボタンを押すことで端末の状態をシステムが強制的にリセットして起動するので、端末が起動しない原因となっていた不具合も同時にリセットされて、Android端末が起動しない・電源が入らない状態が解消することがある。
【対処法⑤】バッテリーを外して放電する
バッテリーを着脱可能なAndroid端末の場合、一度Android端末からバッテリーを取り外して放電操作を行う方法がある。Android端末を含むコンピュータはしばらく利用していると、内部に余分な電気を帯電してしまい起動できなくなることがある。
Android端末でも同様であり、バッテリーを取り外せる場合には放電操作が有効だ。放電操作を行うには、起動しないAndroid端末からバッテリーを取り外してその後、Android端末の電源ボタンを数回押下する。これで余分な電気が放電されて、Android端末を放電することができる。
【対処法⑥】バッテリーを交換する
バッテリーが着脱可能なAndroid端末において、バッテリーが完全に消耗しており充電できない状態の場合や、故障しており利用できない場合にはそれが原因でAndroid端末が起動しない可能性がある。その場合、一度バッテリーを交換してみるのも一つの対処法である。
なお、Android端末のバッテリーを交換する場合には、同時に前述した「バッテリーを外して放電する」対処法も行うとよい。
【対処法⑦】カードを挿入し直す
Android端末にSIMカードやSDカードを挿入している場合、一度これらを取り外して挿入し直してからAndroid端末を起動させてみよう。これらがなんらかの不具合で邪魔をして起動できない状態になっていることがある。
【対処法⑧】パソコンからAndroidを強制起動させる
Android端末側から操作を行えな場合、パソコン側からAndroid端末を強制起動させる方法がある。この場合、パソコンへ復旧用の専用ソフトウェアをインストールする必要がある。なお、専用ソフトウェアには海外製のサードパーティ製ソフトウェアが多くある。
【対処法⑨】リカバリーモードで起動しリセットしてみる
Android端末がどうしても起動できないときには、リカバリーモードで起動して端末をリセットする方法がある。この方法でリセットした場合Android端末は工場出荷状態にリセットされるのでデータはすべて失われる。




【対処法⑩】タッチパネルが故障していないか確認する
Android端末のタッチパネルが故障しており、起動しない・電源が入らない様に見えている可能性がある。この場合、故障しているのはAndroid端末のタッチパネルだけのため、Android端末自体は正常に動作している。この場合、Android端末へ対応しているHDMIケーブルなどを接続して外部モニタで操作を行う対処法がある。
また、タッチ操作が効かないだけの故障の場合には、Android端末ではUSBマウスが利用できるので、OTGケーブルと呼ばれるケーブルを利用してAndroid端末を操作することが可能だ。
【対処法⑪】アプリのキャッシュを削除する
場合によっては、Android端末を起動できる場合にはAndroid端末にインストールされているアプリのキャッシュが問題の可能性がある。対処法としてアプリのキャッシュを削除してみることで、Android端末の問題が解消されることがある。